エゴマの収穫時期と収穫方法は?

エゴマの収穫時期と収穫方法は?

1.エゴマの収穫について

エゴマの収穫について

エゴマの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、エゴマの収穫タイミングはいつが良いのか、エゴマはどのように収穫すればよいのか、エゴマの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はエゴマの収穫について見ていきたいと思います。

エゴマの栽培データ
■エゴマの栽培難易度:★☆☆☆☆
■分類: シソ科シソ属
■原産地:東南アジア
■エゴマの旬:7~10月
■栽培時期:春まき
 春の種まき:5~6月、植え付け:6~7月、収穫時期:7~10月

2.エゴマの収穫時期

エゴマの収穫時期

エゴマは春まきが一般的で、5~6月に種をまいて、6~7月に植え付けをして、7~10月に収穫時期を迎えます。

エゴマの収穫タイミングは、時期や草丈の状態から判断できます。
収穫は、晴れた日の朝の時間帯か、使う際にその都度新鮮な葉を摘み取るのがよいでしょう。

エゴマは、芽・葉・花穂・種を収穫することができ、すべて食べることができます。

芽の収穫

主茎から出たエゴマの脇芽は、双葉になったら収穫することができます。
芽は取り過ぎると葉や花穂の収穫量が減ってしまうので、収穫のしすぎには注意しましょう。
特に芽を使う必要がない場合は、摘芽はしなくても大丈夫です。

葉の収穫

エゴマは、草丈が30~50cmになったら、葉を収穫します。
エゴマの葉の収穫時期は、植え付け1ヶ月後、本葉が10枚以上に育った、5月下旬~10月中旬に行います。
下の葉から順番に、柔らかくて厚みのある葉を選んで収穫していきます。

3~5節くらいまで主枝が生育したら摘芯して、わき芽の生育を促進して、長く収穫を楽しみましょう。
風通しを良くするために、葉が込み合っている部分を間引きながら、初夏から秋まで、継続的に収穫していきます。

このとき葉を収穫しすぎると、株が弱り花つきが悪くなり実がならないことがあるので収穫のし過ぎには注意しましょう。
株の状態をみながら追肥と、水やりもしましょう。

花穂の収穫

花が咲くと葉の食味が落ちるので、葉を収穫する場合は、つぼみはカットしてしまいます。
8~9月からは葉が小さくなり、花穂ができてきますので、花穂が10cmぐらいに成長し、花が半分咲いているものを収穫します。
種を収穫したい場合は、種を収穫するための花穂も残しておきましょう。

種子の収穫

8月下旬~9月中旬頃になるとエゴマの花が開花します。
エゴマの種は、花が落ちてから30日ぐらいで収穫ができます。

10月に入ると茎全体が黄色くなって枯れてくるので、種子がこぼれないうちに枝ごと刈り取ります。
収穫した枝は、束ねて雨が当たらない風通しのいい日陰につるしてよく乾燥させます。

乾燥したら、晴れた日に新聞紙やシートの上などに置いて、棒で叩いて種子を落として集めていきます。
最後にふるいにかけて、種子と殻やゴミをわけて種子だけ収穫します。
種子は4~5日陰干しして乾燥させてから容器に入れて保存します。

3.エゴマの収穫方法

エゴマの収穫方法

エゴマの収穫方法は、簡単です。
手で摘み取るか、葉を1枚ずつ清潔なハサミで切り取って収穫します。

エゴマの種の収穫方法は、枝ごと収穫した後つるしてよく乾燥させ、棒でたたいてふるいにかけて種だけ収穫します。

収穫したエゴマは、醤油漬けにしたり、肉巻きにしたり、天ぷらにしたり色々な方法で楽しみたいですね。
エゴマの種はゴマの代わりにしたり、すりおろしたり、フライパンでいって利用することができます。

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