イチゴの収穫時期と収穫方法は?

イチゴの収穫時期と収穫方法は?

1.イチゴの収穫について

イチゴの収穫をする手

イチゴの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、イチゴの収穫タイミングはいつが良いのか、イチゴはどのように収穫すればよいのか、イチゴの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はイチゴの収穫について見ていきたいと思います。

イチゴ(苺/いちご)の栽培データ
■イチゴの栽培難易度:★★★☆☆
■分類:バラ科オランダイチゴ属
■原産地:南北アメリカ大陸
■イチゴの旬:5~6月
■栽培時期:秋植え
■苗の植え付け:9~10月
■収穫時期:翌年5~6月

2.イチゴの収穫時期

イチゴの収穫時期

イチゴの品種には、『とちおとめ』『あまおう』『紅ほっぺ』『さちのか』『やよいひめ』『ゆめのか』『アイベリー』『さがほのか』『宝交早生』『章姫』など、色々な品種があります。

イチゴは秋植えが一般的で、9~10月に植え付けをして、翌年5~6月に収穫時期を迎えます。

収穫したイチゴは、そのまま食べたり、イチゴジャムにしたり、イチゴジュースにしたり色々な方法で美味しくいただきたいですね。

3.イチゴの収穫タイミング

野菜をかごに収穫する女性

イチゴの収穫タイミングは、受粉時期や実から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。

イチゴの収穫時期は、5月~6月が目安となります。
イチゴは受粉後、40~50日で実が食べられる大きさに育ちますので、目安にしましょう。

イチゴは、青くて小さい実が少しずつ大きくなってきて、実の下の方から赤く色づいてきます。
小さいイチゴや、青いイチゴは実が硬くて甘みもないため、まだ収穫タイミングではありません。
大きくなって、ヘタの近くまで赤く色づくまで待ちましょう。

実が大きく育ち、赤く熟したイチゴは収穫タイミングですので、収穫していきましょう。
実によって結実のタイミングなどが異なるため、熟しすぎないうちに収穫します。

実が少しでも赤く色づいてくると、鳥などの被害に遭う可能性があるので、実が付き始めたら防鳥ネットなどを使用して食べられないように対策を取るようにしましょう。

4.イチゴの収穫方法

イチゴの収穫方法

イチゴの収穫方法はとても簡単です。
イチゴを収穫する際は、ヘタの近くをハサミで切ります。
ハサミを使わず、手で収穫することもできます。

茎を指と指の間にはさみ、親指でいちごを支えて90°上へ曲げると簡単に収穫できます。

イチゴは力を加えると傷みやすいため、実を強く掴んだり、押さないように注意しましょう。
また、無理に引っ張ってもなかなか取れませんので、無理に引っ張ることもやめましょう。
株を痛めてしまいます。株を痛めてしまうと、そのあと果実が実らなくなってしまうこともありますので気をつけましょう。

5.イチゴの収穫後(苗作り)

イチゴのランナー

イチゴ収穫後の6月下旬頃からは、翌年以降の栽培に向けて子株を育てて、苗を作るのもおすすめです。

子株から苗を作る場合は、収穫を終えた株から出ている生育の良い太いランナーを残しておくと、ランナーから子株ができます。

子株はランナーから切り離さずに、土を入れたポリポットなどにおいて固定しておきます。
固定すると子株から根が出てくるので、しっかりと根づいたら親株側のランナーを2~3cm残して切り離します。

もし、親株が病気の場合は、親株から見て一番目の子株は、病気を受け継いでいる可能性があるので、苗として利用するのは、2番目以降の生育の良い子株を利用します。

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