1.里芋の後作に植えたほうが良い野菜
サトイモの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
サトイモは連作障害があります。基本的には3年~4年の間隔をあけた方が良く、確実に栽培をするなら5年以上は間隔をあけることが望ましいとされています。
作物を同じ土壌で連作すると、連作障害により土壌や作物の異常、収穫量の減少を引き起こすことがあるのでサトイモの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
実は、サトイモの後作に良い野菜はいくつかあります。
サトイモの後作について順番にみていきましょう!
サトイモの収穫時期は、だいたい9月~10月頃なので、その後植えていけるサトイモと相性の良い野菜を見ていきましょう。
ダイコンは基本的には、土壌中の肥料が少ない場合の荒れ地でも比較的よく育つ作物ですが、美味しいダイコンを収穫するには、良い土を使ってよく耕していくことが大根栽培のポイントになります。
サトイモの後作に良いものとして、葉野菜の代表的なものにネギがあります。
ネギには、葉ネギや長ネギなど色々な種類があります。
中でも人気なのが、ベランダなどの小スペースでも手軽に植えられる葉ネギです。
小口ネギなどともよばれており、味噌汁に入れたり、薬味やトッピングに使ったり
万能なネギになります。
ネギは簡単に育てられるので、初心者が栽培するのにもオススメの野菜です。
2.後作した方が良い理由
サトイモを連作すると様々なセンチュウが登場し始めます。センチュウとはハリセンチュウ目の吸汁性害虫で、
ミミズのように細長い体をしており、体長は1mmほどなので肉眼で確認することが難しいぐらい小さな生き物です。
このセンチュウには様々な種類があります。
サトイモはキタネグサレセンチュウと呼ばれるものに弱く、生育に影響を与えます。
ですが、サトイモには寄生しにくいという性質があります。
このため、サトイモの次にダイコンを植えたとしてもセンチュウの影響を受けにくいため、
サトイモの後作には、ダイコンを育てるのが良いと考えられます。
また、野菜の後作というのは出来れば順番を守るのが良いと言われています。
根→葉→実という順番に栽培する事で生育が悪くなるのを防ぐ事ができ、生長が良くなると言われています。
サトイモは『根』にあたりますので、サトイモの後作にした方が良いものとして、『葉』野菜のネギもおすすめです。
3.里芋の後作に植えないほうが良い野菜
4.後作しない方が良い理由
ニンジンを後作しない方が良い理由としては、ネコブセンチュウの影響を受けやすくなるからです。
元々土の中で生育するニンジンはその分土の中にいる時間が長いです。
そうなると、ネコブセンチュウの影響を受けやすくなります。サトイモを連作すると様々なセンチュウが登場し始めます。
ネコブセンチュウはニンジンに寄生すると野菜の根に食い込むように侵食していき、養分を吸収します。その結果、生育不良のような状態になります。
しかも、ネコブセンチュウにかかっていることは実際に引き抜いてみないことにはわかりません。
見た目にはしっかりと育っているように見えて実は育っていなかったということがよくあります。
サトイモの前にネコブセンチュウが寄生しやすい野菜だった場合は実質的な連作状態になり、作物に大きな影響を与えます。
このため、ネコブセンチュウなどに影響を受けやすい根菜系は避けたほうが良いといえます。
再度サトイモを栽培したい場合は、これらのことによく注意をして後作すべきものをチョイスしていくことが求められます。
サトイモの後作には、後作に良いダイコンやネギなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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