ほうれん草の間引き時期はいつ?

ほうれん草の間引き時期はいつ?

1.ほうれん草の間引きについて

ほうれん草の間引き時期

ほうれん草は間引きをしながら育てる野菜ですが、ほうれん草の間引き時期はいつなのか?
また、ほうれん草はどのように間引きを行えばよいのか、気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はほうれん草の間引きについて順番に見ていきたいと思います。

ほうれん草(ほうれん草)の栽培データ
■ほうれん草の栽培難易度:★★☆☆☆
■分類: アカザ科ホウレンソウ属
■原産地:中央アジア
■ほうれん草の旬:5~6月、10月~翌年2月
■栽培時期:春まき・秋まき
春の種まき:3~5月、収穫時期:5~6月
秋の種まき:9~10月、収穫時期:10~翌年2月

2.ほうれん草の間引き時期

ほうれん草の芽

ほうれん草の種まきは、春まきは3月中旬~5月中旬、秋まきは9月上旬~10月下旬が適期です。
ほうれん草は、きちんと発芽まで乾かさないように管理をすると、3~5日ぐらいで発芽します。

ほうれん草栽培では、生長を促すために2回間引きを行います。
間引きを行う理由としては、根が衝突してしまうことや密集を防いで、病気や害虫の被害を減らすために行います。

ほうれん草は、間引きをせずに育て続けると、株同士の間隔が狭くなって、日当たりが悪くなります。
また、肥料が行き渡らず、風通しも悪くなってしまいますので、必ず間引きをしてあげましょう。

畑栽培の間引き方法

まず、ほうれん草を畑栽培をしている場合の間引きについて見ていきたいと思います。

1回目の間引き時期

ほうれん草の1回目の間引きは、発芽後約7日目に双葉が開いた頃に行います。
春まきで、早めの3月中旬に種をまいた場合のほうれん草の間引き時期は、3月下旬です。遅めの5月中旬に種をまいた場合の間引き時期は、5月下旬です。

秋まきで、早めの9月中旬に種をまいた場合のほうれん草の間引き時期は、9月下旬です。遅めの10月中旬に種をまいた場合の間引き時期は、10月下旬です。
隣の株が邪魔にならないように、本葉1~2枚の時に株間が3~4㎝間隔になるように間引きます。

間引き後は株元がぐらつかないように軽く土寄せを行っておきましょう。
土寄せをするときは、本葉が出てくる成長点に土が被らないようにしましょう。
生長点に土がかぶっていると、ほうれん草のがうまく成長できなくなることがあるので注意します。

2回目の間引き時期

ほうれん草の2回目の間引きは、本葉3~4枚の頃に、株間が5~6㎝間隔になるように行います。

2回目の間引きが終わったら、株の様子を見て追肥もおこないましょう。
条間に化成肥料1㎡当たり20~30g程度を施し、表面の土と肥料を軽く混ぜて株元に土を寄せます。

プランター栽培の間引き方法

次に、ほうれん草をプランター栽培をしている場合の間引きについて見ていきたいと思います。

1回目の間引き時期

1回目の間引きは、本葉が1~2枚頃に形の悪いものを間引いて、株間3~4cmにします。
1回目の間引き後にはきちんと追肥も行います。化成肥料10g程度を条間に撒いて、土と軽く混ぜ合わせ、株の根元に寄せるようにしましょう。

2回目の間引き時期

2回目の間引きは、本葉が4~5枚頃に行い、株間が5~6cm程度になるように間引きます。
追肥は、生育状況を見ながら化成肥料や液体肥料を与えましょう。

3.ほうれん草の間引きまとめ

間引き菜のサラダ

ほうれん草栽培では、間引きは2回行います。

畑栽培でもプランター栽培でも基本的には
1回目の間引きは、本葉が1~2枚頃に行い、2回目の間引きは本葉が4~5枚頃に行います。
間引きした後は、追肥することを忘れないようにしましょう。

間引いたまびき菜は、サラダにしたり、お味噌汁に入れたり、おひたしなどにして食べられますので、美味しくいただきましょう。

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