１．ペコロスの収穫について
ペコロスの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、ペコロスの収穫タイミングはいつが良いのか、ペコロスはどのように収穫すればよいのか、ペコロスの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はペコロスの収穫について見ていきたいと思います。
■分類：ユリ科ネギ属
■原産地：中央アジア
■主な旬： 5月～6月
■栽培時期：秋まき（中間地～暖地）・春まき（寒冷地～冷涼地）
秋まき：9月、植え付け：10月～11月、収穫時期：翌年5月～6月
春まき、2月～3月、植え付け：4月、収穫時期：7月
２．ペコロスの収穫時期
ペコロスは春植えであれば、4月に植え付けをして、7月に収穫時期を迎えます。
秋植えであれば、10月～11月に植え付けをして、翌年5月～6月に収穫時期を迎えます。
ペコロスは、「超極早生（ちょうごくわせ）」「極早生（ごくわせ）」「早生（わせ）」などあるので品種によりますが、植え付けから収穫までの日数はだいたい3ヵ月～半年ぐらいです。
収穫したペコロスは、野菜スープにしたり、炒め物にしたり、付け合わせにしたり色々な方法で美味しくいただきたいですね。
３．ペコロスの収穫タイミング
ペコロスの収穫タイミングは、植え付けた時期や葉、ペコロスの大きさから判断できます。
ペコロスは、植え付けからだいたい3ヵ月～半年ぐらいで収穫することができますので、収穫の目安にしてみてください。
ペコロスの肥大化は葉が枯れるまでずっと続くため、ペコロスの葉が自然に倒れはじめたら収穫タイミングです。
収穫タイミングは、ペコロスの大きさからも判断できます。
試しに1本抜いてみて、玉が充実して大きくなっているか確認するとより確実です。
ペコロスがまだ小さかった場合は、もう一度埋めなおしてしばらく待ってから収穫してください。
お好みの大きさに膨らんできたら適宜収穫してください。
ペコロスの収穫サイズは、品種によりますが、横径3～4cmぐらいで、平均25gぐらいです。
４．ペコロスを収穫する時間帯
ペコロスを収穫する時間帯は何時ごろに行っていますか？
朝ですか？それとも太陽の出ているお昼の時間でしょうか？それとも涼しくなった夕方ですか？
特にペコロスを収穫する時間を意識していない方も多いですが、ペコロスを収穫するのに良い時間帯は朝です。
ペコロスは収穫した後にすぐ保存するのではなく、表面を乾燥させてから箱などに入れて保存するので、朝の時間帯に収穫するのが良いです。
収穫を始めるのが遅い時間帯の場合は、半乾きになったりしてペコロスが傷みやすくなります。
ペコロスは、土が湿って多湿な状態だと傷みやすくなるため、晴れの日が2～3日続いた後に収穫するようにしましょう。
５．ペコロスの収穫方法
ペコロスの収穫方法はとても簡単です。
葉のつけ根付近を手でつかんで、真上に引き抜きます。
土が硬かったりすると、普通の玉ねぎと違って葉が細いので、稀にちぎれてしまうことがありますが、万が一抜けなかった場合は、株のまわりにスコップを入れて土ごとペコロスを掘り収穫します。
ペコロスは収穫が遅れてしまうと、ペコロスではなく、普通の玉ねぎになってしまうので、くれぐれも玉が大きくなりすぎないよう、3～4cmぐらいで収穫してください。
６．ペコロスの保存方法
ペコロスは、通常の玉ねぎと同様に保存性が高いのですが、収穫した後は保存方法にも気をつけましょう。
ペコロスの収穫後は、ナイフなどでペコロスの根を切ってから、2～3日ほど畑や軒下に並べて乾燥させます。
箱などに入れる場合は、茎を切って風通しのよい場所に置いて保存します。
ただし、気温が高い時期に関しては、短期間で傷んでしまう可能性もあるので、新聞紙で包んでビニール袋に入れてから、野菜室で保存するのがよいでしょう。
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