1.菜の花の収穫について
菜の花の収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、菜の花の収穫タイミングはいつが良いのか、菜の花はどのように収穫すればよいのか、菜の花の収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回は菜の花の収穫について見ていきたいと思います。
■分類:アブラナ科アブラナ属
■原産地:地中海沿岸など
■菜の花の旬:1~3月
■栽培時期:秋まき
秋の種まき:9~10月、収穫時期:翌年1~3月
2.菜の花の収穫時期
菜の花は秋まきが一般的で、9~10月に種をまいて、翌年1~3月に収穫時期を迎えます。
菜の花の収穫タイミングは、時期や草丈の状態から判断できます。
収穫は、晴れた日の朝の時間帯にするのがよいでしょう。
菜の花は、蕾が膨らんで、花が咲く直前が収穫タイミングです。
菜の花は、種まきから60日~80日前後で収穫できますが、品種によって収穫時期が異なります。
食用菜花は主に在来ナタネと西洋ナタネがありますが、成長は西洋ナタネのほうが少し遅いのが特徴です。
菜の花は気温が下がってくると花芽ができ、徐々にとう立ちが始まります。
初めは株の真ん中から太い花茎が出てきますので、20~30㎝になる頃に茎元のわき芽を残して、蕾の先端を10〜15cmほど切り取って収穫します。
1番最初に着いた蕾(頂花蕾)は早めに収穫して、わき芽の生長を促すようにしましょう。
頂花蕾を摘み取った後に、追肥をしながら育てていると、わき芽から側枝がたくさん伸びてきます。
細くて小さい側枝は早め切り取って、太い側枝を成長させて収穫することで、収穫量も多くなり収穫期間も長く楽しめるようになります。
菜の花の花が咲いてしまうと、苦味が増して食味が落ちますので、蕾の段階で収穫しましょう。
蕾は2~3日で開花してしまいますので、開花前のやわらかい時に収穫できるように収穫適期を逃さないようにしましょう。
特に春先になって、気温が上がってくると成長が早くなりますので注意しましょう。
3.菜の花の収穫方法
菜の花の収穫方法は、簡単です。
菜の花の蕾の先端から10~15㎝の花茎部分を、手で折るか、ハサミで切り取って収穫します。
収穫してすぐに食べない場合は、しなびてしまう前にできるだけ早く冷蔵庫に保管して食べます。
収穫した菜の花はお味噌汁にしたり、あえ物にしたり、炒め物にしたり色々な方法で楽しみたいですね。
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