ラディッシュの種まき方法

ラディッシュの種まき方法

1.ラディッシュの特性

ラディッシュは、二十日ダイコンともいわれるように、タネまきから30日ほどで収穫できます。
ラディッシュは、真夏と真冬以外はいつでもつくれます。
生のまま食べると、少し辛みがあるのが特徴です。
食べるときに収穫できるように、種まき時期をずらして栽培すると長く楽しめます。

ラディッシュの種まき時期は、春の種まきは3月~4月、秋の種まきは9月~10月です。

ラディッシュは、畑やプランターにラディッシュの種を植えて、家庭菜園でも育てることができる野菜なので、ぜひチャレンジしてみてください。

2.ラディッシュのおすすめ品種

ラディッシュのおすすめ品種は、「レッドチャイム」「コメット」「レッドチャイム」「フレンチ・ブレックファスト」「ニューコメット」「赤丸はつか」「紅白」「アイシクル」「雪小町」「カラフルファイブ」などがあります。

3.ラディッシュの栽培ポイント

ラディッシュは日当たりと風通しが良く、水はけのよい環境で栽培します。
種まき後は防虫ネットを掛けて、害虫の産卵を予防して栽培します。
ラディッシュは連作を避け、同じ場所で栽培する場合は1~2年の期間を空けます。
水切れしないように管理します。

4.ラディッシュの種まきの基本

畑での種まき

ラディッシュの栽培は、タネを畑に植え付ける方法です。
ラディッシュのタネは、大きさは小さく、色は赤茶色をしていて、いびつな丸い形をしています。

まず、ラディッシュの種まきの基本からみていきましょう。
ラディッシュの種まきの基本は、良いタネを選び、3月~4月、9月~10月の適期にまいて覆土と水やりをすることです。
ラディッシュの発芽をよくするにはこれらをきちんと守る必要があります。

①良いラディッシュの種を使う

ラディッシュの種まきをするには、まず良い種を手に入れます。
ラディッシュのタネはホームセンターや園芸店で購入することができます。
近くで購入できない場合や、欲しい品種のタネがない場合はインターネットで購入すると便利です。

購入する際は、日当たりのよい場所に陳列されていたり、古いタネは避けましょう。
ラディッシュの種子は寿命が決まっていますので、種袋の裏にある種まき期限も確認しておきましょう。
また、発芽率、病気への抵抗性、薬剤処理の有無なども記載されているので、チェックしておきましょう。

②ラディッシュの適温時期にまく

ラディッシュの種にはそれぞれ発芽適温がありす。
ラディッシュの発芽適温は一般的に15~25℃で、生育適温は15~20℃です。
種袋の裏に適温の記載があるので、ラディッシュの栽培時期に合わせて種まきをしましょう。

③ラディッシュの種に適切な用土を使う

ラディッシュの種まき用土は、「タネまき専用用土」を使用すると、発芽しやすく、育てやすいです。
タネまき専用用土は、発芽しやすいように微粒の各種用土がブレンドされており、ラディッシュの種まきにも良い用土です。
保水性・排水性・通気性に優れている為、ラディッシュの生育を安定させてくれます。

すじまき

ラディッシュは間引きをしながら育てるので、すじまきにします。
棒や板を土に押し付けて、深さ1㎝ほどのまき溝を作り、1㎝間隔でタネが重ならないようにまきます。
まいたタネにかける土を覆土といいます。

覆土が厚すぎたり逆に薄すぎたらすると発芽しにくくなるため、覆土の厚さは、種子の性質に合った覆土の厚さにします。
土を5㎜ほど被せ、表面を軽く手で押さえて土と密着させます。
土の底面は凸凹がないように平らにすることを心がけると、発芽がそろってよく育ちます。

溝まき

ラディッシュは溝まきで育てることもできます。
鉄幅くらいで深さ5cm内外の溝を掘り、底面が平らになるよう鉄を前後に動かしてていねいにならします。

ジョウロにハス口をつけて、溝面いっぱいに濯水して、ラディッシュのタネを3cm間隔くらいにまんべんなくまきます。
土を5㎜ほど被せ、表面を軽く手で押さえて土と密着させます。

④きちんと水やりをする

ラディッシュのタネをまいたら、タネが水で流れないように注意し、たっぷりと水やりをします。
発芽するまでは、土の表面が乾燥しないように水やりをします。
通常は、3~5日程度で発芽します。

5.ラディッシュのプランター栽培

プランターでの種まき

ラディッシュをプランターでサイナイする場合の基本的な育て方は、畑の場合とほとんど同じです。
ラディッシュのタネは発芽率が高いので、タネを多くまきすぎないように注意します。

プランターは、標準タイプ(深さ15㎝以上)を用意します。
用土は市販の野菜用培養土を利用すると便利です。鉢底石を敷き詰めて、土は8分目くらい入れます。

ラディッシュの種まきは、すじまきが一般的です。
細い棒を土に押し付けて、深さ1㎝程度のまき溝を作り、1㎝間隔ですじまきにします。土を5㎜ほど被せ、表面を軽く手で押さえて土と密着させます。
タネが水で流れないように注意し、たっぷりと水やりをします。

ラディッシュが発芽するまでは、土の表面が乾燥しないように水やりをします。
発芽後は、土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
プランターは、日当たりと風通しの良い場所で管理します。

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