1.ビーツの後作に植えたほうが良い野菜
ビーツの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
ビーツは根菜類のヒユ科に分類される野菜で、地中海沿岸が原産です。
最近では日本でもお目にかかる機会が増えているので、家庭菜園で栽培に挑戦する人も増えている傾向にあります。
家庭菜園初心者にもおすすめで、畑だけでなくプランターでも栽培ができるのでお手軽な野菜としても知られています。
ただ、このビーツを栽培する際には注意していきたい点もあります。それが連作障害です。
同じ畑やプランターで同じ種類の野菜を栽培することを連作と言いますが、これによって土壌内の栄養分は極端に不足していきます。
また作物の成長が遅く成ったり、実りが悪くなったりと様々なトラブルが頻発するようになっていくこともあるので、野菜の種類によっては連作を避けるのが基本となります。
ビーツは連作障害に弱い野菜としても有名ですので、後作する野菜に注意していきましょう。
ビーツの後作に良い野菜はいくつかありますので、
ビーツの後作について順番にみていきましょう!
ビーツの収穫時期は、だいたい5月~7月頃なので、春から夏にかけて植えていけるビーツの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
ビーツの次に後作した方が良い野菜には、
長ネギ、葉ネギなどの作物があります。
ビーツと別の科の野菜を選ぶようにすればそのリスクも最小限に抑えることが出来ます。
別の科であれば何の野菜を選んでもいいのですが、中でもおすすめなのが長ネギや葉ネギなどの野菜です。
特にネギは家庭菜園初心者でも育てやすく、土壌の手入れもしやすいのが特徴です。
長ネギは、白ネギ、根深ネギとも呼ばれており、白い部分が美味しい野菜です。
ネギの白い部分にはビタミンCが多く含まれており、緑の部分にはビタミンC、β-カロテン、カルシウムなどが豊富です。
葉ネギは、科目としてはユリ科に属し、中央アジアが原産地です。青ネギ、万能ネギとも言われ、青い葉の部分を楽しむ香味野菜です。
薬味として人気があり、季節を問わず私たちの身近にある食材だと言えるでしょう。
2.後作した方が良い理由
長ネギや葉ネギを後作した方が良い理由は連作障害を防ぐためですが、同時に土壌を有効活用していくためでもあります。
本来、ビーツを一度栽培した土壌は4年ほど期間をあけることで連作障害が出なくなります。
ただ、この間何の野菜も育てずに放置してしまうのはもったいない話です。
そこで後作をしていくことになるのですが、比較的栽培期間の短い作物、初心者でも育てやすい野菜をチョイスしていくことで家庭菜園全体の収穫量をアップさせていくことが可能になります。
ビーツを畑やプランターで栽培していくという場合には、その栽培方法やポイントだけでなくプラスαの情報についてもしっかり把握していくようにしましょう。
ビーツを収穫した後には肥料や薬剤を使って土壌の改良、消毒を行っていくこと、こうした下準備を徹底していくだけで後作に回す野菜の収穫量が増えていきます。
野菜自体の質も良くなっていくことが予想されるため、家庭菜園初心者であれば猶の事ポイントとして押さえておくことをおすすめします。
3.ビーツの後作に植えないほうが良い野菜
4.後作しない方が良い理由
後作しない方が良い理由は、連作によるトラブルを回避するためですが、この他、土壌内の細菌や害虫による被害を最小限に抑えるためでもあります。
せっかく野菜を栽培しても害虫による食害で収穫量が減ってしまえば意味がありません。
また、細菌感染がおこるとその株だけでなく土壌全体に被害が広がってしまう可能性も出てきます。
ここまで来ると収穫が絶望的になる他、土壌全体を消毒していかなければいけないため注意が必要です。
家庭菜園初心者という人も、ビーツの栽培に挑戦する際にはこの連作障害についてしっかり知識を身に着けていくようにしましょう。
たったこれだけのことでも、土壌の質が悪化するのを防ぐことが出来ますし家庭菜園をより楽しむことが可能になっていきます。
ビーツの後作には、後作に良い長ネギ、葉ネギなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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