1.ニンジンの後作に植えたほうが良い野菜
ニンジンの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
ニンジンの後作に良い野菜はいくつかありますので、
ニンジンの後作について順番にみていきましょう!
ニンジンの収穫時期は、だいたい5月~7月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるニンジンの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
ニンジンの次に後作した方が良い野菜には、
ハクサイ、タマネギ、キャベツなどの作物があります。
白菜は料理の使い勝手が良いので、家庭菜園で秋からの栽培にチャレンジする人が多い人気の野菜です。
タマネギは、晩夏に畑に直播きをし苗を作って、秋になったら苗を植え替えて栽培をします。
タマネギは簡単に育てられるので、初心者が栽培するのにもオススメの野菜です。
キャベツも8月~9月から秋植えをして栽培していくことができます。
2.後作した方が良い理由
ニンジンの後作にハクサイやキャベツなどのアブラナ科の植物や、タマネギなどのユリ科を栽培した方が良い理由としては、
同じ場所に種をまき続けるよりも、ローテーションをさせて、相性の良い野菜を後作にする方が畑の疲れが取れたり、病害虫が出にくくなるので、健康でおいしい人参の収穫につながるからです。
人参と相性が良い野菜は、人参とは異なる栄養素を必要としているため、畑の疲れが取れて肥料の効果などが出やすくなります。
また、同じ畑に同じ植物を続けて植えることによる病害虫の増加などを防ぐこともできます。
後作した方が良い物を植えながら、3~4年のサイクルで畑を順番に使っていくことをおすすめします。
後作した方が良いものを含めながら、上手に輪作をするためには、3年周期で回すなら畑を4つのブロックに分けて、4年周期なら畑を5つのブロックに分けて回すことで、休ませる畑を1区画作ったうえで、連作を避けて輪作をすることができます。
野菜同志の相性は土に含まれる栄養素や病害虫の発生に影響するため、同じ科に分類される野菜をチェックしてから、計画を立てるようにしましょう。
畑に植え付けをするときには、好きな野菜を適当に植える人もいますが、畑作計画を立てることで収穫量を高める連作をすることができるようになります。
3.ニンジンの後作に植えないほうが良い野菜
トマトはナス科の植物で、ナスやピーマン、ジャガイモなどもナス科の植物なので後作しない方が良いものです。
キュウリはウリ科の植物でニンジンとウリ科の植物の相性も良くないので避けることをおすすめします。
野菜の分類を覚えておくことで、同じ種類の作物を連続して栽培してしまうことを簡単に避けることができます。
また、科の中で代表的な作物同志の相性が分かっていると、関係性が分かりやすくなるため、連作障害を効果的に避けて、おいしい野菜を作ることができるようになります。
4.後作しない方が良い理由
毎年、同じ畑の同じ場所に同じ野菜を続けて栽培する連作は、土に含まれている養分が不足したり、病原菌や虫が出やすくなったりすることがあり、野菜の生育が悪くなる連作障害が発生します。
連作障害を防ぐためには、種類を変えて栽培することがポイントですが、種類が違っても同じような症状が出るため、後作には相性が良い野菜を植え付けるようにすることをおすすめします。
後作に相性が良い野菜を組み合わせると、病害虫の発生が少なくなり、良く育つというメリットがあります。
逆に、相性が良くない野菜を組み合わせて植え付けてしまうと、連作障害と同じように生育が悪くなったり、病気や虫が発生しやすくなるので気を付けましょう。
ニンジンの後作には、後作に良いハクサイ、タマネギ、キャベツなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
人参の後作に植えても良い野菜とは?を読んだあなたにおすすめの記事: