1.サツマイモの後作に植えたほうが良い野菜
サツマイモの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
実は、サツマイモの後作に良い野菜はいくつかあります。
サツマイモの後作について順番にみていきましょう!
サツマイモの収穫時期は、だいたい9月~11月頃なので、秋から植えていけるサツマイモの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
サツマイモの次に後作した方が良い野菜には、
タマネギ、ホウレンソウ、ダイコンなどの作物があります。
タマネギは、ビタミンB1・B2や、カルシウム・リンや鉄分などミネラルを多量に含み、栄養価が高い野菜なので、家庭菜園でも人気の野菜です。
ホウレンソウやダイコンの場合には、植え付けが秋口から行われる種類もあるため、サツマイモの収穫後に十分間に合います。
2.後作した方が良い理由
サツマイモの後作にタマネギを栽培した方が良い理由としては、タマネギを植えつける時期が11月である点です。白菜などもいいですが、白菜では少し遅く生育的にあまり時間がとれないことから、タマネギの方が優れています。
この時、タマネギは早生のものがおすすめです。早生のものであれば3月~4月ぐらいに収穫することができます。
特にサツマイモの後作にタマネギが良いという点は、作業がほとんど同じだからです。
散布すべきものも植え方などもあまり工夫しなくてよく、同じような作業を毎年こなしていけば十分です。
そのため、サツマイモの後作にタマネギ栽培。タマネギの後作にサツマイモ栽培など、この2つを交互に栽培していくような形をとっても問題ありません。
また、色々な野菜を植えていきたい方には、ホウレンソウや春にとれるダイコンなどもサツマイモの後作で植えていくことが可能なのでおすすめです。
3.サツマイモの後作に植えないほうが良い野菜
カブもキャベツもアブラナ科の野菜です。特にカブとはあまり相性が良くありません。
4.後作しない方が良い理由
サツマイモの後作に植えない方が良い理由は、カブが連作障害を起こしやすいことが要因です。
アブラナ科には根瘤病(ねこぶびょう)に弱いという弱点があります。その影響を受けやすいのがカブであり、サツマイモにも根瘤病菌があります。
特にサツマイモは連作を続けることが多いため、その分、センチュウや根瘤病菌などが密度が高くなる可能性が考えられます。
サツマイモは縦長に伸びるものが多いですが、家庭菜園などでは真ん丸としたサツマイモが収穫できる場合があります。
これは根瘤病にかかっている可能性があり、注意が必要です。
サツマイモネコブセンチュウが寄生しており、それがカブに寄生することで障害が発生する恐れが考えられます。
こうしたからキャベツやカブ、サトイモなどサツマイモネコブセンチュウの影響を受けやすいものはあまり適していません。
もちろん殺虫剤などの対策を立てれば大丈夫ですが、連作をしているとその殺虫剤が効きにくくなる可能性もあるのが実情です。
サツマイモの次に何を植えるかはサツマイモネコブセンチュウの影響を受けにくいものが求められます。
ですのでサツマイモの後作には、後作に良いタマネギ、ホウレンソウ、ダイコンなどの野菜を積極的に取り入れて植えていきましょう。
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