トマトの水やり頻度や時間帯は?毎日の水やりは禁物!

トマトの水やり

1.トマトの水やり

トマトの水やり頻度、水やりの時間帯、水やりの際の注意事項などについて疑問を持たれていませんか?
トマトは春から夏にかけて、梅雨時や乾燥する季節に育てる野菜ですので、毎日水をあげればよいかどうか悩んでいる方も多いと思います。

トマトの水やり頻度や水やりの時間帯を間違えるとトマトが枯れてしまったり、うまく育たない場合がありますので、水やりは非常に大切です。
今回は、トマトの水やりについて、順番に解説していきます。

2.トマトの種まき時の水やり頻度と時間

水やり

トマトは南米ペルーの高原地帯が原産で、日照量が多く、雨が少ない気候を好みます。トマトの旬は、夏から秋の6~9月です。

トマトの種まきは、2月中旬~3月上旬に作業を行います。
トマトはポットに種をまいて育てますが、種をまいた後は、たっぷりと水をあげるのがポイントです。
水やりの際は、シャワータイプで水が出るジョーロでやさしくかけてあげましょう。
シャワータイプでないものは水の勢いが強いため、土や種が水で流されてしまい、トマトがうまく育たない原因になります。
水やりの目安は、ポットの底から水が流れ落ちる程度与えてください。

トマトの水やりの時間帯は、午前7時から9時頃までを目安にし、日中の暑い時間帯には水を与えないようにします。特に夏の日中に水を与えると、とんでもない高温となり、その温度差によってトマトに大きなストレスがかかってしまいます。また、葉の表面に付着した水滴がレンズのようになり、葉焼けを起こすこともあります。

■トマトの水やりにも使えるジョーロが買えるお店
トマトの水やりにジョーロを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
お洒落でかわいいジョーロや、水がたくさん入るジョーロなどが豊富にあります。
使う頻度が高いジョーロは、いいものを選びたいですね。

3.トマト植え付け時の水やり頻度

トマト苗植え付け

トマトの生育に最適な温度は、日中で26℃前後、夜間で16℃~17℃です。低温時に植え付けてしまうと、生育が遅れ、寒さで弱ることがあるため注意が必要です。

植え付け前のポットをバケツの水につけて、土をよく湿らせてから植えると根張りがよくなります。苗を植え付けたら、最後にたっぷりと水やりをします。
苗の植え付けた時の水やりは、株元に静かに与える方法が基本となります。シャワータイプのジョーロでやさしく水をかけましょう。勢いよく水をかけると、土がえぐれて苗が倒れてしまう場合がありますので注意しましょう。

苗を植えた後の約2週間は、乾燥させないように水やりをします。畑栽培では、苗が根付いた後は、土がひどく乾燥しない限り、基本的に水やりの必要はありません。ただし、空梅雨や盛夏の日照りが続いた時には水やりが必要になります。

プランターや鉢栽培では、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。ただし、土の表面が常に湿っていると、窒息状態となって根が呼吸できなくなるので注意が必要です。また、土の表面が軽く濡れただけでは水が浸透しないため、水不足になってしまいます。鉢植えなどは、たっぷりと水やりすることで、新鮮な水と空気を供給することができます。

4.トマトの梅雨時の水やり頻度

トマトの収穫

トマトは過湿に弱く、水分量が多くなると実が割れてしまうこともあるため、トマトを育てる時は、出来るだけ雨に当たらないように工夫します。雨に当たると、病気になりやすく、実が割れてしまう原因となります。

トマトを畑で育てている場合には、梅雨に入る前に雨よけを設置し、苗や株が土壌病原菌に侵されないようにします。
長めの支柱とビニールを使った手作りの簡易的な雨よけでも大丈夫です。
泥はね防止対策として、畝にマルチシートを張る方法も効果的です。マルチシートを敷くことによって、春先の地温を上げる効果もあります。梅雨時には、過剰な湿気と土の乾燥を防いでくれます。

梅雨の時期は雨が多く降るため、毎日水やりを行う必要はありませんが、トマトの生育や果実の肥大にはある程度の水やりが必要となります。また、トマトの生育には十分な日光も必要です。トマトは高温多湿に弱いので、乾燥と過湿状態にならないように注意しましょう。

5.トマトの生理障害と水やり

トマト畑の高畝

トマトは、割果・裂果などの生理障害を起こすため、適切な水分量を保ちましょう。
水分量が多すぎると生育旺盛過多になり、葉が繁茂し過ぎると過密状態でムレやすくなります。
甘くて美味しいトマトを作るためには、水分を制御することが大切です。
畑栽培では日当たりの良い場所で、高畝にして水はけを良くして育てることが基本です。敷きわらを施すと、水分量の極端な変動を避けることができ、ストレスの軽減にもなります。

割果・裂果
トマトの実に亀裂が入った状態で、土壌の水分量の急激な変化によって引き起こされます。特に、夏の乾燥期に急激な雨があると水分の吸収量が高まり、外皮が耐えきれずにトマトに亀裂が入ってしまいます。対処法は、雨よけ屋根や遮光シートを施し、強い日差しが当たらないようにある程度の葉を残すようにします。

6.トマトの病虫害と水やり

トマトのうどんこ病の葉っぱ

トマトは水分量をコントロールしないと病気を起こしたり、害虫の被害に遭うため、適切に水分量をコントロールしましょう。多雨の時期は、排水不良にならないようにし、芽かきや摘芯の傷口から病原菌が入らないように敷きわらなどを施します。

尻腐れ病
トマトの実のお尻部分が黒褐色になる病気で、原因は土壌のカルシウム不足、水分不足による乾燥、窒素の過多などです。対処法は、病気の実を摘み取り、尻腐れ予防スプレーを葉面に散布します。

うどんこ病
トマトの葉に白い粉がついたようになります。白い粉の正体はカビで、葉や茎が奇形になり、黄色くなって枯れていきます。糸状のカビの胞子が風に運ばれて伝染し、空気が乾燥しているときに発生しやすくなります。発病時は、トマトの葉を切り取り、専用の殺菌剤で対処します。乾燥が続くとうどんこ病になりやすいため、水やりや日当たりをよくすることでうどんこ病を防ぐことが出来ます。

疫病(えきびょう)
土中に生息するカビが原因で、菌が泥はねなどで感染し、トマトの葉、茎、果実に発生して株を枯らします。ジャガイモと共通して感染するため、ジャガイモの近くでは発病が多くなります。発病した部分はすべて摘み取って処分します。

タバココナジラミ
幼虫は1㎜ほどの白い虫で、トマトの葉の裏側に生息し、葉を吸汁します。雨が少ない乾燥した年に発生しやすく、ウイルス病を媒介し、黄化葉巻病などを伝染させます。発生したら乳剤をトマトの葉の表と裏に散布します。

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