トマトの種まきと苗づくり方法

トマトの種まきと苗づくり方法

1.トマトの特性

トマトは、季節を問わず購入して食べることができますが、旬は盛夏の夏野菜です。
そのため、栽培時には高温と日当たりを好みます。
トマトにはリコピンが含まれており、抗酸化作用があるとして、美容と健康のために食べる方も多いです。

そのまま生食でも食べることができますが、茹でたり、焼いたり、乾燥させたり、色々加工して使うこともできるため、人気の高い野菜です。

ミニトマトの種まき時期は、2~3月です。
トマトは、畑やプランターにトマトの種や苗を植えて、家庭菜園でも育てることができる野菜なので、ぜひチャレンジしてみてください。

2.トマトのおすすめ品種

大型トマトでおすすめな品種は、「ホーム桃太郎」「ホーム桃太郎EX」「大型福寿」「強力米寿」などです。
中玉トマトでおすすめな品種は、「フルティカ」「ルイ」などです。

3.トマトの栽培ポイント

1番花には必ず実をつけさせて、つるボケを防いで育てます。
トマトは、雨や多湿を嫌うので、梅雨期は雨が直接当たらないところに置いたり、雨除けを設置します。
トマトのみに栄養が行くように、主枝だけを伸ばす1本仕立てにし、わき芽はすべて摘み取って育てます。
カルシウムが欠乏すると尻ぐされ病が出るので、病気にも気をつけます。

4.トマトの種まきの基本

トマトの栽培は、種をポットまきして育苗して畑に植え付ける方法と、市販の苗を購入して畑に植え付ける方法があります。
トマトの種は、大きさは小さく、色は肌色をしていて、厚みはあまりなく、涙型をしています。

まず、トマトの種まきの基本からみていきましょう。
トマトの種まきの基本は、良い種を選び、2~3月の適期にまいて覆土と水やりをすることです。
トマトの発芽をよくするにはこれらをきちんと守る必要があります。

①良いトマトの種を使う

トマトの種まきをするには、まず良い種を手に入れます。
トマトの種はホームセンターや園芸店で購入することができます。
近くで購入できない場合や、欲しい品種の種がない場合はインターネットで購入すると便利です。

購入する際は、日当たりのよい場所に陳列されていたり、古いタネは避けましょう。
トマトの種子は寿命が決まっていますので、種袋の裏にある種まき期限も確認しておきましょう。
また、発芽率、病気への抵抗性、薬剤処理の有無なども記載されているので、チェックしておきましょう。

②トマトの適温時期にまく

トマトの種にはそれぞれ発芽適温がありす。
トマトの発芽適温は一般的に25~28℃で、生育適温は25~30℃です。
種袋の裏に適温の記載があるので、トマトの栽培時期に合わせて種まきをしましょう。

③トマトの種に適切な用土を使う

トマトの種まき用土は、「タネまき専用用土」を使用すると、発芽しやすく、育てやすいです。
タネまき専用用土は、発芽しやすいように微粒の各種用土がブレンドされており、トマトの種まきにも良い用土です。
保水性・排水性・通気性に優れている為、トマトの生育を安定させてくれます。

まいた種にかける土を覆土といいます。
覆土が厚すぎたり逆に薄すぎたらすると発芽しにくくなるため、覆土の厚さは、種子の性質に合った覆土の厚さにします。
トマトは嫌光性種子ですので覆土を厚くします。

土の底面は凸凹がないように平らにすることを心がけると、発芽がそろってよく育ちます。

④きちんと水やりをする

トマトの種をまいたら、水やりを行い、その後、ビニール温室やサンルームなどの温かい場所で育てます。

5.トマトの苗づくり手順

苗づくり(セルトレイ)

トマトを種から育てる場合は、2月中旬~3月上旬に作業を行います。
ポット、セルトレイ、育苗箱などで育てます。

トマトの苗づくり(ポット)

ポットまきは、発芽や発芽直後の管理がしにくい野菜に適しています。
ポットまきの手順は、以下の通りです。

①ポットまき:まき溝を作る

ポットに種まき用の土を入れ、土を平らにならした後に、指先で深さ1cmの窪みを3箇所作る。

②ポットまき:種をまく

それぞれのくぼみの中に、トマトの種を一粒ずつまく。

③ポットまき:土をかける

周囲の土を寄せるようにしてくぼみを埋めて、軽く手で押さえて種と土を密着させる。

④ポットまき:水やり

ポットにトマトの種まき後、ジョウロでたっぷりと水やりをする。
必要なら保温をしながら管理して栽培します。
本葉が2~4枚の頃に間引きを行い、一番元気に育っている苗1本を残して、1ポット1株にします。

トマトの苗づくり(セルトレイ)

セルトレイは仕切りがあるため、苗を取り出しやすく、植え替えもしやすいのが特徴です。
セルトレイまきの手順は、以下の通りです。

①セルトレイまき:まき溝を作る

セルトレイに種まき用の土を入れ、土を平らにならした後に、指先で浅いくぼみをつける。

②セルトレイまき:種をまく

それぞれのくぼみの中に、トマトの種を一粒ずつまく。

③セルトレイまき:土をかける

トマトの種が隠れるように土をかぶせ、軽く手で押さえて種と土を密着させる。

④セルトレイまき:水やり

セルトレイに種まき後、ジョウロでたっぷりと水やりをする。
必要なら保温をしながら管理して栽培します。
本葉が2~4枚の頃に間引きを行い、一番元気に育っている苗1本を残して、1ポット1株にします。

トマトの苗づくり(育苗箱)

育苗箱にまくと、たくさん種をまくことができるため、間引きながら育てます。
育苗箱まきの手順は、以下の通りです。

①育苗箱まき:培養土を入れる

育苗箱に種まき用の土を入れ、土を平らにならす。

②育苗箱まき:種をまく

育苗箱に条間10cmでトマトの種をまく。

③育苗箱まき:土をかける

トマトの種が隠れるように土をかぶせ、軽く手で押さえて種と土を密着させる。

④育苗箱まき:水やり

育苗箱に種まき後、ジョウロでたっぷりと水やりをする。
必要なら保温をしながら管理して栽培します。
本葉が2~4枚の頃に間引きを行い、一番元気に育っている苗1本を残して、1ポット1株にします。

6.トマトのプランター栽培

トマトを種まきから始める場合は、日中と夜間の温度管理が必要になります。
育苗ポットに種をまく場合は、3号ポット(9㎝径)に培養土を入れ、深さ5㎜の窪みを3箇所作り、種を1粒ずつまいて土を薄く被せて手で軽く押さえます。
プランターに種をまく場合は、点まきにします。深さ5㎜程度の穴に1箇所に3粒ずつまいて土を薄く被せて手で軽く押さえます。株間は15~20㎝にします。
トマトの種をまいた後は、たっぷりと水やりをします。約3~5日程度で発芽しますので、本葉3~4枚の頃に間引き、1箇所1株にします。本葉が6~7枚になったらプランターに植え付けをします。

7.トマトの良い苗の条件

ポット苗

トマトの苗は、良い苗と悪い苗がありますので、元気に育ちそうな良い苗を選んで栽培していきましょう。
良いトマトの苗には下記の特徴があります。

茎が太く節間の詰まった苗を選びます。
貧弱な苗は4号ぐらいのポットに移して、一番花が咲くまで育苗してから植え付けると良いです。

良いトマト苗の特徴
  1. 芯葉がしっかりしている。
  2. 色の良い大きな葉が10枚前後ついている。
  3. 茎が太くてまっすぐ。
  4. 子葉がついている。
  5. 花芽の付いている丈夫な苗

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