トマトの収穫時期と収穫方法は?

トマト収穫時期の見極め方は?

1.トマトの収穫について

トマトの収穫する女の子

トマトの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、トマトの収穫タイミングはいつが良いのか、収穫する時間帯はいつが良いのか、どのように収穫すればよいのか、疑問に思われている方も多いので、今回はトマトの収穫について見ていきたいと思います。

トマトの栽培データ
■トマトの栽培難易度:★★★★☆
■分類:ナス科トマト属
■原産地:南米ペルー
■トマトの旬:6~9月
■栽培時期:春まき
種まき:2~3月、植え付け:4~5月、収穫時期:6~9月

2.トマトの収穫時期

冷やしトマト

トマトは、2~3月に種まきをし、4~5月に植え付けをして、6~9月に収穫時期を迎えます。
トマトは、花が咲いた後、55日~60日後に真っ赤な実を付けますので、その頃がトマトの収穫時期となります。
8月~9月に苗を植える秋どりトマトの場合だと、苗を植えてから大体50日位でトマトの収穫を開始することができます。
トマトがいつまで収穫できるかですが、植え付けが夏秋の遅めのトマトだと、11月ごろまで収穫をすることができます。

収穫したトマトは、採れたてを氷水に入れて、冷やしトマトとして食べると最高に美味しいです。
まずはなんといっても生でフレッシュなトマトを味わいたいですね。

3.トマトの収穫タイミング

熟れたミニトマトと熟れていないミニトマト

トマトの収穫タイミングは、実の大きさや色、ガクを見ることで判断できます。
トマトは小さい実がなって、その後大きく成長し、実の色は緑から黄色みがかって、だんだん赤くなって色づいていきます。

実が小さくて、青いトマトはまだ成長過程であり、収穫タイミングではありませんので収穫しないように注意しましょう。
実も皮も硬くて、味も美味しくはない状態です。
実が大きく育っていれば、まだ青いトマトでも収穫後に追熟して赤くすることも可能です。

ヘタ部分まで赤くなったものは美味しく熟しており、甘味も強くなっていますので、絶好の収穫タイミングです。どんどん収穫していきましょう。
また、トマトのガクの部分が反り返ってきますので、ガクを見ても判断できます。
ガクが反り返ったら収穫タイミングですので、収穫していきましょう。

4.トマトを収穫する時間帯

トマトの収穫をする男の子

トマトを収穫する時間帯は何時ごろに行っていますか?
朝ですか?それとも太陽の出ているお昼の時間でしょうか?それとも涼しくなった夕方ですか?

特にトマトを収穫する時間を意識していない方も多いですが、トマトを収穫するのに良い時間帯は朝です。

昼間は光合成を行い、夜間に養分を実に蓄えていくので、朝に収穫したトマトが一番美味しいです。
ぜひ、朝のすがすがしい時間にトマトを収穫してみてください。

5.トマトの収穫方法

トマトの収穫方法

トマトの収穫方法は、手で1つづつ収穫する方法と、ハサミで1つづつ収穫する方法、房ごと収穫する方法があります。

手でトマトを収穫する方法
収穫時に入ったトマトは、ガクと枝についた部分を指で折ると簡単に実が外せます。
収穫するトマトの数があまり多くない場合は、手で収穫していくと簡単です。

トマトをたくさん収穫する場合は、園芸ばさみなどを使って収穫すると効率が良いです。
また、完熟よりも早いタイミングで収穫する場合もハサミを使って収穫したほうが無理なく収穫できます。
トマトは開花してから、ミニトマトで50日前後、大玉トマトで55日前後で熟して赤くなってきますが、まだ少し青さが残っているトマトを収穫して追熟することも可能です。
ポリ袋でトマトの実を包んだり、日の当たる窓辺などに、へたを下にした状態で青トマトを置いておくことで追熟できます。

ハサミでトマトを収穫する方法
トマトをハサミで収穫する時は、他のトマトや枝葉などを傷つけてしまわないように二度切りを行います。

ヘタと房本体をつないでいる軸を長めに残して、1回目のハサミを入れます。
房本体から切り離した後、長めに残った軸を、付け根ギリギリのところでキレイに切り取ります。

特に大玉トマトは、実が大きく実の距離も近くなるため、ハサミの入れ方によっては、すぐ近くの実を傷つけることもあるため二度切りするのがおすすめです。

房ごと収穫する方法
スーパーなどで、房にたくさんトマトが実った状態で売られている房どりトマトを見たことはありませんか?
トマトは房どりができる品種があります。
実の生育が揃いやすいものは房どりが可能です。
トマトの房どりは、ハサミを使って房の付け根から切って収穫していきます。

6.トマトの収穫で気をつけること

収穫前に鳥に食べられたトマト

トマトは、赤く色づき熟れてくると、鳥に狙われやすくなります。
トマトが鳥に食べられてしまうと、収穫できなくなるだけでなく、食べられた個所から腐って来たりカビが生えて来たりすることがありますので注意しましょう。
美味しいトマトは人間だけでなく動物も食べますので、鳥などに食べられてしまう前に収穫しましょう。

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