小松菜の収穫時期と収穫方法は?

小松菜の収穫時期と収穫方法は?

1.小松菜の収穫について

小松菜の収穫について

小松菜の収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、小松菜の収穫タイミングはいつが良いのか、小松菜はどのように収穫すればよいのか、小松菜の収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回は小松菜の収穫について見ていきたいと思います。

小松菜(コマツナ/こまつな)の栽培データ
■分類: アブラナ科アブラナ属
■原産地:地中海沿岸(日本で発祥)
■小松菜の栽培難易度:★☆☆☆☆
■小松菜の旬:5~12月
■栽培時期:春まき・秋まき
春の種まき:3~6月、収穫時期:5~7月
秋の種まき:9~10月、収穫時期:10~12月

2.小松菜の収穫時期

小松菜の収穫時期

小松菜の収穫時期は、夏と秋冬があります。
小松菜は春まきであれば、3~5月に種をまいて、5~6月に収穫時期を迎えます。
秋まきであれば、9~10月に種をまいて、10~12月に収穫時期を迎えます。

小松菜は暑さにも強い野菜ですが、夏の時期は病害虫が多くなるため、春と秋に栽培するのが一般的な野菜です。

収穫した小松菜は、おひたしにしたり、炒め物にしたり、お味噌汁にしたり色々な方法で美味しくいただきたいですね。

3.小松菜の収穫タイミング

野菜をかごに収穫する女性

小松菜の収穫タイミングは、時期や草丈から判断できます。
収穫は、晴れた日の朝か夕方の時間帯に行うと良いでしょう。

小松菜の収穫時期は、春まきは、種まき後30~40日が経過した頃です。
温度が上昇してくると生育が早くなるので草丈10㎝くらいから収穫します。
秋まきは、種まき後70~80日が経過した頃です。
草丈15~20㎝前後になったら順次収穫していきます。
収穫適期幅は、高温期で2~3日間、低温期では10日以上になります。

収穫が遅れ30㎝以上に育ててしまうと、繊維質が強くなり硬くなって、葉にアクも出て味が落ちてしまいますので、早めに収穫するようにしましょう。
家庭菜園の場合、一度にたくさん食べることができないので、早いうちから収穫を始めないと、終盤は大きくなりすぎて硬くなってしまいます。

市販の種で栽培した場合、小袋であっても一度にまくと食べきれない量の小松菜が生えてきます。
食べられる量を考慮して播種量を少なくしたり、播種回数を複数に分けたりするのもおすすめです。
特に春と夏は、生育スピードが早いので、収穫が遅れないように、収穫タイミングを気をつけましょう。

気温が下がる秋口は、1週間空けて播種すれば、収穫時期が2〜4週間ずらすことができます。
青果店やスーパーでは大株の小松菜が流通していることが多いですが、家庭菜園では、草丈が15~20㎝になったら順次収穫することをおすすめします。

小松菜は若採りしたほうが食感が柔らかく、小さいものはサラダに入れて生で食べることもできますし、風味も増して本来の味わいを楽しむことができます。

4.小松菜の収穫方法

小松菜の収穫方法

小松菜の収穫方法は、簡単です。
小松菜の株の根元をハサミで切り取るか、手で株元をしっかりと掴み、根ごと引き抜いて収穫します。

春に種をまいた小松菜はトウ立ちを起こしやすいため、株ごと引き抜いて収穫することをおすすめします。
秋や、晩秋に種まきをした小松菜は、生長が遅いため、必要な外葉のみ少量摘み取って収穫をすれば、長い時間楽しむことができます。

根ごと引き抜いて収穫した小松菜は、食べる直前まで根を切らないでおくと、鮮度を保つことができます。

小松菜は収穫が遅れると、茎の部分が赤くなってきて硬くなりますので、早めに収穫して、冷蔵や冷凍保存しておきましょう。
小松菜は冷蔵庫で4〜5日、冷凍庫で2〜3週間保存することが可能です。

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