1.コマツナの後作に植えたほうが良い野菜
コマツナの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
コマツナは野菜の中では比較的連作に強い種類に含まれます。コマツナと同じアブラナ科以外のものであれば、大半の野菜が連作することができます。
コマツナの後作に良い野菜はいくつかありますので、
コマツナの後作について順番にみていきましょう!
コマツナの収穫時期は、だいたい4月~翌年1月頃なので、春から植えていけるコマツナの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
コマツナ栽培の後作にした方が良い野菜にはモロヘイヤ、トウモロコシ、エダマメ、サツマイモなどの作物が挙げられます。
モロヘイヤは、ホウレン草の2倍以上のβカロテンや、豊富なカルシウム及び食物繊維を豊富に含んでいることから野菜の王様とも呼ばれています。
トウモロコシ栽培のポイントとしては、1列よりも2列に並べて植えることです。そうすることによって受粉率が向上し、実りがよくなります。
エダマメの科目はマメ科であり、マメ科の植物には根粒菌という細菌により窒素肥料を自ら作るという性質があります。
そのためやせた土地でも良く育ち、肥料についてはあまり必要としません。
様々な野菜の中では比較的栽培がしやすく、家庭園芸の初心者にも最適だといえるでしょう。
サツマイモは、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムなど栄養価が豊富な作物です。
日本では凶作のときは大きな役目を果たしてきました。あまり肥えていない土地でも栽培可能であることから、手間がかからず作りやすい作物の代表です。
2.後作した方が良い理由
コマツナの後作にした方が良い理由の中には酸性土の土壌でも多少の石灰を混ぜて元肥として土壌をそのまま使える、連作障害と同じようなことが起こりにくくなる、生育が良くなるなどが挙げられます。
最近はマンションなどの集合住宅にお住いの人でも、日当たりが良いベランダがあればプランターでミニ菜園を楽しみことが出来るので実践されている人も多いのではないでしょうか。
コマツナは青虫などの被害を受けやすいため、4月頃までにすべて収穫を済ませ、葉を食べられないようにするのがコツです。
プランターで育てた場合でも、土壌は酸性質になっているため、同じものを栽培すると連作障害が起きることになりますし、4月頃からは虫も活性化するなどからも、葉をすべて食べられてしまうなどの被害も起こりやすくなります。
モロヘイヤなどの野菜は比較的害虫の被害が少なく、コマツナの後作時期的にもタイミングが良いというメリットもあります。
トウモロコシの場合は7~8頃が収穫時期を迎えるので、植え付けとしては5月終わり頃から6月初旬頃がお勧めです。サツマイモは9月~10月頃が収穫を迎えることになりますが、植え付けは6月中旬前後が良いでしょう。
3.コマツナの後作に植えないほうが良い野菜
コマツナは東京の江戸川区コマツナ川が原産地で、その大半はハウス栽培されており、1年を通してコマツナが連作されています。
コマツナは栽培時に、石灰の吸収率が高くなるため、土壌が酸性質になりやすいので、根や収穫後の土を残さないようにするのが連作のコツに繋がります。
家庭菜園などでコマツナを連絡する時には、こうしたポイントを抑えておくことが大切です。
また、石灰の吸収率が高いこと、土壌が酸性質になりやすいなどからも、後作しない方が良いものはコマツナと同じアブラナ科の野菜は控えるのが良いと言われています。
アブラナ科の植物は、酸性土に対してとても弱いなど後作しない方が良い理由があるためです。
4.後作しない方が良い理由
同一種の野菜には同じような害虫が付きやすくなる、病気に掛かりやすくなるなどの特徴があります。
仮に、コマツナの収穫後にブロッコリーを植えた場合には、虫の被害や病気の被害が起こりやすくなる、さらに土壌が酸性土になるので成長が著しく悪くなってしまうためです。
ところで、同じ土壌で同じ作物を繰り返し作り続けることで起きる生育不良や土壌の養分バランスの乱れ、特定の病害虫の定着などによる障害を連作障害と言いますが、
コマツナの場合にはアブラナ科の植物は連作障害が起こりやすいので避けた方が良いと言われています。
コマツナの後作には、後作に良いモロヘイヤ、トウモロコシ、エダマメ、サツマイモなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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