更新剪定(こうしんせんてい)

更新剪定(こうしんせんてい)

更新剪定は、「こうしんせんてい」と読みます。

「更新剪定」とは、果菜類などの株を切り戻す技術のことで、「切り返し剪定」とも呼ばれます。夏野菜の収穫が終わりに近づくと、株の勢いが衰えて収穫量が減少してしまいます。そのため、更新剪定を行うことで株を若返らせ、秋にも美味しい収穫を得ることができます。

具体的には、ナスの更新剪定を行う場合、仕立てた枝を半分ほどの高さに切り詰め、1本の枝に葉を1~2枚残して上の枝を切り詰めます。また、新しい根を伸ばすために、スコップや移植ごてを使って株の周りを根切りし、追肥を施します。このようにすることで、株が若返り、より多くの果実を収穫できるようになります。

更新剪定を行う時期は、生育が鈍ってきた7月下旬から8月上旬が適しています。また、コンテナ(プランター、鉢)で栽培している場合でも、更新剪定を行うことで約1か月後に美味しい秋ナスを収穫することができます。

このように、更新剪定は収穫量を増やすために欠かせない技術です。更新剪定を行うことで、病害虫などの被害を防ぐこともできます。


「更新剪定(こうしんせんてい)」を読んだあなたにおすすめの記事:



更新剪定(こうしんせんてい)