ルバーブの土作りの基本(畑・プランター)

ルバーブの土作りの基本

1.ルバーブの土作り下準備

家庭菜園でルバーブ栽培を行う場合には、事前にルバーブに適した栽培環境にあった場所で土づくりの下準備をしてから始めましょう。

ルバーブの栽培データ
■ルバーブの栽培難易度:★★☆☆☆
■分類:タデ科ダイオウ属
■原産地:シベリア南部
■ルバーブの旬:5~6月
■栽培時期:春まき・春植え
■種まき:4~5月、植え付け:5~6月、収穫時期:翌年5~6月
■連作障害:あり(2~3年あける)
■好適土壌pH:6.0~6.5
■発芽適温:20℃前後
■生育適温:10~18℃
■土作り時期:苗を植え付ける2週間以上前

ルバーブに適した栽培環境

木漏れ日の半日陰

ルバーブは、シベリア原産のハーブの仲間です。

ルバーブは寒さには強いが暑さに弱いので、梅雨明け後は敷きわらなどで株元の温度上昇を防ぎます。

栽培土壌は、耕土の深い砂質壊土が最適です。
水はけが悪い畑では、株が枯れてしまうこともあるため、日当たりと水はけの良い場所で育てます。

ルバーブは、酸性土壌に弱いので、あらかじめ苦土石灰をまいて土壌酸度を調整します。

日当たり

ルバーブ栽培を行う上で、日当たりは重要です。
ルバーブの葉が日光を浴びて元気よく育ちそうな日当たりの良い栽培場所を選びましょう。
ルバーブを植えたプランターや鉢は、日当たりと風通しの良い場所で管理します。

周囲に木や建物がある場合、栽培場所が長時間日陰にならないか調べましょう。
日陰になる場合は、光合成が足りず、果菜類はうまく育たないことがあります。

また、日陰の状態にもよりますが、草丈の低い葉菜類や根菜類なら、栽培することが可能です。

土中のゴミ処理

畑の畝づくり

ルバーブの土づくりをする前に、土の中にゴミが混じっていないかもチェックします。

庭や畑などでは、ビニール、マルチフィルム、ガラス片、コンクリート片、金属片などが土に混ざっていることがあります。

こうしたゴミが土の中に混ざっていると、耕うん機の刃に当たってケガをしたり、絡まったりするとケガや故障の原因になりとても危険です。

また、ゴミが障害になって、ルバーブが成長する過程で根っこの成長に影響を及ぼす場合もありますのでこれらのゴミは、丁寧に取り除きましょう。

ネズミ・モグラ対策

庭や畑でルバーブなどの作物を栽培すると、ネズミやモグラの被害にあう場合があります。
種や苗を植えた土が掘り返されて荒らされたり、野菜をかじられたりして、ルバーブの株が枯れる原因になることもありますので、ネズミやモグラがいる場合には対策をしましょう。

置くだけで敷地を守ってくれる「ネズミガード」や、土に埋めるだけで簡単に使用できる「モグラン」がおススメです。

ネズミガードは電池を入れてすぐに使用することができるネズミ撃退グッズです。
モグランは、電池を入れてモグラ被害のある場所に差すだけで使えます。

2.ルバーブの好適土壌pH調整

家庭菜園でルバーブを植える際には、土のpHを調べて、栽培場所の土のpHをルバーブに合わせます。

日本では酸性土壌が多いのですが、畑によっては、石灰資材の入れすぎで、アルカリ性に傾いている畑もあります。
また、pHは作物をつくるごとに変わるため、同じ畑であっても、野菜の作付け前と収穫後では、pHは異なります。

pHがルバーブに合っているかどうかを調べるためには、測定キットや測定器で測ります。
土に差すだけで測れる測定器が簡単なのでおすすめです。

ルバーブの好適土壌pHは、6.0~6.5です。
ルバーブを育てる土のpHを測って、必要に応じて石灰資材を施用して調整しましょう。

3.ルバーブの土作りの基本(畑栽培)

畑

ルバーブを上手に栽培するためには、土作りが重要です。
日当たりと風通しの良い場所を選んで、根が肥料やけを起こさないように、ルバーブの植え付けの2週間以上前までに、土作りを行います。
ルバーブの植え付けは5月~6月なので、植え付け時期から逆算して土作りをはじめましょう。

4.苦土石灰を撒いて耕す

畑に石灰を撒く

多くの野菜は、強い酸性土壌では生育が悪くなりますので、石灰資材を施用して調整します。

石灰資材にはいくつか種類がありますが、家庭菜園で使いやすいのは「苦土石灰」です。
比較的ゆっくり効果が現れるため、障害が起きにくいうえに、確実な効果が得られるメリットがあります。
また、野菜の生長に必要な苦土の補給にもなるため、おすすめです。

ルバーブの植え付け場所に、苦土石灰100g/㎡を全面に撒いて、すぐに深さ20~30cmを目安に十分に耕して、土となじませます。
まいたまま放置すると、石灰がかたまり土となじまなくなり、十分な効果が得られないので注意します。

5.堆肥・化成肥料を撒いて耕す

畑の土作り

ルバーブの植え付け1週間前になったら堆肥1㎡当たり2kg、化成肥料100gをまいて、深さ20~30cmを目安に十分に耕して、土と良くなじませます。

なお、堆肥を使う際に大切なのは完熟しているかどうかということです。未熟な堆肥をすき込んでしまうとガスが発生し、土壌に悪影響を与えるだけでなく病害虫の原因にもなります。完熟堆肥は、土に混ぜ込むことで微生物の働きを活発にし、健康的な土を作ってくれます。

土は鍬で耕しても良いですが、鍬で耕すのが大変な場合は、小型の耕うん機などで耕すと便利です。
家庭菜園では、充電式のコンパクトな家庭用耕うん機が人気です。

6.畝を作る

畝を作る

土をよく混ぜたら、ルバーブ栽培用の畝を作ります。
畝をつくる部分にロープ(さくり縄)を張って目印にすると、初心者でも容易にまっすぐな畝をつくれます。

ルバーブの畝立ては、畝幅は80㎝、高さは10~15㎝にします。
なお、株元に敷きワラを施して、泥はねによる病気感染を予防するようにします。

8.ルバーブの土作りの基本(プランター栽培)

プランター野菜

ルバーブをプランターや鉢植えで栽培する場合は、茎葉が大きく成長しますので、大型のプランターを用意します。鉢植えなら、8号鉢(口径24㎝)で1株が目安です。
水はけを良くするために、鉢底石を底部に敷きつめます。
ルバーブの土は市販の野菜用培養土を利用すると便利です。土はプランターの高さ8分目まで入れ、ウォータースペースを作って栽培します。

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