トウモロコシ(ヤングコーン)の収穫時期と収穫方法は?

トウモロコシの収穫時期と収穫方法は?

1.トウモロコシの収穫について

トウモロコシの収穫について

トウモロコシの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、トウモロコシの収穫タイミングはいつが良いのか、トウモロコシはどのように収穫すればよいのか、トウモロコシの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はトウモロコシの収穫について見ていきたいと思います。

トウモロコシ(とうもろこし)の栽培データ
■トウモロコシの栽培難易度:普通
■分類:イネ科トウモロコシ属
■原産地:アメリカ大陸
■主な旬:7月~8月
■栽培時期:春まき・春植え
種まき4月~5月、植え付け5月、収穫7月~8月

2.トウモロコシの収穫時期

トウモロコシの収穫時期

トウモロコシは春まきが一般的で、4月~5月に種をまいて、5月に植え付けをし、7月~8月に収穫時期を迎えます。

トウモロコシの収穫タイミングは、開花時期やヒゲ、実から判断できます。

トウモロコシは開花してから20~25日後、ヒゲが茶色に変化して縮れてきたら収穫時期となります。
雌穂のヒゲは、1本ずつそれぞれの実1粒に直結していて、これらが熟すと茶色へと変色します。

トウモロコシの収穫タイミングを実から判断する場合は、外側からトウモロコシの実を手で押してみて中身の手応えを感じられたら収穫します。
また、外皮を少し剥いて上部の実が膨らんでいる場合も収穫適期になります。

ヒゲが茶色に縮れても実がふっくらとしていないものは、上手く受粉ができていない証拠です。
時間をかけて生育させても大きくならないため、見切りをつけて収穫してください。

トウモロコシは収穫時期が早すぎると甘みが不十分でしなびるのも早くなります。
逆に収穫が遅すぎると粒皮が硬くなって食べたときに口に残りやすくなり、甘みも少なくなりますので、収穫適期に収穫しましょう。

3.ヤングコーンの収穫方法

ヤングコーンの収穫

下の方についた雌穂は、小さいうちに収穫すると芯が柔らかいのでヤングコーンとして食べられます。
ヤングコーン種まきから2ヶ月くらいで収穫することができます。
ヒゲの下の実が、5cm〜10cmぐらい見えてきた頃が食べごろです。

ヤングコーンは、葉と房全体をしっかり持って、茎と反対方向に折り下げるようにもぎとって収穫します。
ヤングコーンは柔らかくて折れやすいため、先端にだけ力を入れないように注意しましょう。

4.トウモロコシの収穫方法

トウモロコシの収穫方法

トウモロコシの収穫方法は、簡単です。
トウモロコシを収穫する際は、実の付け根を切るか、下側にねじり倒すことで収穫できます。

トウモロコシは冷え込む夜に糖度が高まるため、早朝に収穫すると最も甘いのでおすすめです。
また、収穫して数時間経つと甘味が低下してしまうため、すぐに食べない場合は茹でて冷凍しておくと良いでしょう。

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