ツルムラサキの土作りの基本(畑・プランター)

ツルムラサキの土作りの基本

1.ツルムラサキの土作り下準備

家庭菜園でツルムラサキ栽培を行う場合には、事前にツルムラサキに適した栽培環境にあった場所で土づくりの下準備をしてから始めましょう。

ツルムラサキの栽培データ
■ツルムラサキの栽培難易度:★☆☆☆☆
■分類:ツルムラサキ科ツルムラサキ属
■原産地:熱帯アジア
■主な旬:6月~10月
■栽培時期:春まき、春植え
種まき:4月~6月、植え付け:5月~6月、収穫時期:6月~10月
■連作障害:あり(1~2年あける)
■好適土壌pH:6.0~6.5
■発芽適温:20~30℃
■生育適温:20~30℃
■土作り時期:苗を植え付ける2週間以上前

ツルムラサキに適した栽培環境

木漏れ日の半日陰

ツルムラサキは、熱帯アジア原産のつる性の植物で、つるが紫色であることから「ツルムラサキ」の名がついたと言われています。

ツルムラサキは、水はけのよい有機質に富んだ肥沃な土を好みます。
乾燥と酸性土を嫌うので、株元に敷きわらをして、堆肥と石灰をやや多めに施すようにします。

高温を好むため、日当たりがよければ土質は選ばず丈夫にたくましく育ちます。
秋になり気温が低下すると急に生育が衰え、霜がおりるころには枯れてしまいます。

ツルムラサキは、酸性土壌に弱いので、あらかじめ苦土石灰をまいて土壌酸度を調整します。

日当たり

ツルムラサキ栽培を行う上で、日当たりは重要です。
ツルムラサキの葉が日光を浴びて元気よく育ちそうな日当たりの良い栽培場所を選びましょう。
ツルムラサキを植えたプランターや鉢は、日当たりと風通しの良い場所で管理します。

周囲に木や建物がある場合、栽培場所が長時間日陰にならないか調べましょう。
日陰になる場合は、光合成が足りず、果菜類はうまく育たないことがあります。

また、日陰の状態にもよりますが、草丈の低い葉菜類や根菜類なら、栽培することが可能です。

土中のゴミ処理

畑の畝づくり

ツルムラサキの土づくりをする前に、土の中にゴミが混じっていないかもチェックします。

庭や畑などでは、ビニール、マルチフィルム、ガラス片、コンクリート片、金属片などが土に混ざっていることがあります。

こうしたゴミが土の中に混ざっていると、耕うん機の刃に当たってケガをしたり、絡まったりするとケガや故障の原因になりとても危険です。

また、ゴミが障害になって、ツルムラサキが成長する過程で根っこの成長に影響を及ぼす場合もありますのでこれらのゴミは、丁寧に取り除きましょう。

ネズミ・モグラ対策

庭や畑でツルムラサキなどの作物を栽培すると、ネズミやモグラの被害にあう場合があります。
種や苗を植えた土が掘り返されて荒らされたり、野菜をかじられたりして、ツルムラサキの株が枯れる原因になることもありますので、ネズミやモグラがいる場合には対策をしましょう。

置くだけで敷地を守ってくれる「ネズミガード」や、土に埋めるだけで簡単に使用できる「モグラン」がおススメです。

ネズミガードは電池を入れてすぐに使用することができるネズミ撃退グッズです。
モグランは、電池を入れてモグラ被害のある場所に差すだけで使えます。

2.ツルムラサキの好適土壌pH調整

家庭菜園でツルムラサキを植える際には、土のpHを調べて、栽培場所の土のpHをツルムラサキに合わせます。

日本では酸性土壌が多いのですが、畑によっては、石灰資材の入れすぎで、アルカリ性に傾いている畑もあります。
また、pHは作物をつくるごとに変わるため、同じ畑であっても、野菜の作付け前と収穫後では、pHは異なります。

pHがツルムラサキに合っているかどうかを調べるためには、測定キットや測定器で測ります。
土に差すだけで測れる測定器が簡単なのでおすすめです。

ツルムラサキの好適土壌pHは、6.0~6.5です。
ツルムラサキを育てる土のpHを測って、必要に応じて石灰資材を施用して調整しましょう。

3.ツルムラサキの土作りの基本(畑栽培)

畑

ツルムラサキを上手に栽培するためには、土作りが重要です。
日当たりと風通しの良い場所を選んで、根が肥料やけを起こさないように、ツルムラサキの種まき又は植え付けの2週間以上前までに、土作りを行います。
ツルムラサキの種まきは4月~6月、植え付けは5月~6月なので、種まき又は植え付け時期から逆算して土作りをはじめましょう。

4.苦土石灰を撒いて耕す

畑に石灰を撒く

多くの野菜は、強い酸性土壌では生育が悪くなりますので、石灰資材を施用して調整します。

石灰資材にはいくつか種類がありますが、家庭菜園で使いやすいのは「苦土石灰」です。
比較的ゆっくり効果が現れるため、障害が起きにくいうえに、確実な効果が得られるメリットがあります。
また、野菜の生長に必要な苦土の補給にもなるため、おすすめです。

ツルムラサキの栽培場所に、苦土石灰100~150g/㎡を全面に撒いて、すぐに深さ20~30cmを目安に十分に耕して、土となじませます。
まいたまま放置すると、石灰がかたまり土となじまなくなり、十分な効果が得られないので注意します。

5.堆肥・化成肥料を撒いて耕す

畑の土作り

ツルムラサキの種まき又は植え付け1週間前になったら、完熟堆肥2kg/㎡、化成肥料100g/㎡をまいて、深さ20~30cmを目安に十分に耕して、土と良くなじませます。

土は鍬で耕しても良いですが、鍬で耕すのが大変な場合は、小型の耕うん機などで耕すと便利です。
家庭菜園では、充電式のコンパクトな家庭用耕うん機が人気です。

6.畝を作る

畝を作る

土をよく混ぜたら、ツルムラサキ栽培用の畝を作ります。
畝をつくる部分にロープ(さくり縄)を張って目印にすると、初心者でも容易にまっすぐな畝をつくれます。

ツルムラサキの畝立ては、幅60㎝、高さ10㎝にして表面を平らにします。

7.ツルムラサキの土作りの基本(プランター栽培)

プランター野菜

ツルムラサキをプランターや鉢植えで栽培する場合は、深さ30㎝以上のものを用意します。
ツルムラサキ栽培の用土は、市販の野菜用培養土を利用すると便利です。鉢底石を敷き詰めて、土は8分目くらい入れて栽培します。

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