ゴーヤ(ニガウリ)の後作に植えても良い野菜とは?(連作障害)

ゴーヤ

1.ゴーヤの後作に植えたほうが良い野菜

ゴーヤの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?

通常、野菜を同じ土壌で連作すると何かしらの障害があらわれると言われています。
ゴーヤの場合にはその連作による影響が出始めるのが4年~5年です。

ゴーヤは連作したからといってすぐにトラブルが発生するというわけではありませんが、成長のスピードが遅くなっていったり、実りが悪くなっていくなど収穫量に変化が出てしまったりすることがありますので連作には十分注意しましょう。

ゴーヤの後作に良い野菜はいくつかありますので、
ゴーヤの後作について順番にみていきましょう!

ゴーヤの収穫時期は、だいたい7月~9月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるゴーヤの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。

ゴーヤの後作に植えたほうが良い野菜
ホウレンソウ、タマネギ、トウモロコシ
ホウレンソウ(ほうれん草)の育て方・栽培方法

ゴーヤの次に後作した方が良い野菜には、
ホウレンソウ、タマネギ、トウモロコシなどの作物があります。

ホウレンソウは特に家庭菜園初心者におすすめで、植え付けを行って短期間で収穫が可能なため、気軽に栽培することができます。

ゴーヤの後作に良いホウレンソウ
ゴーヤの後作にホウレンソウを育ててみたい方はホウレンソウ栽培の関連記事をご覧ください。秋の種まき:9月~10月。
ホウレンソウ(ほうれん草)の育て方・栽培方法

ホウレンソウ(ほうれん草)の育て方・栽培方法

2023年5月23日

タマネギは、ビタミンB1、B2、カルシウム、リン、鉄分などミネラルを多量に含み、栄養価が高い野菜です。
料理にもとても重宝してくれるので、家庭菜園で栽培する人も多く、人気の野菜です。

ゴーヤの後作に良いタマネギ
ゴーヤの後作にタマネギを育ててみたい方はタマネギ栽培の関連記事をご覧ください。秋の種まき:8月~9月。
タマネギ(たまねぎ)の育て方・栽培方法

玉ねぎ(タマネギ/たまねぎ)の育て方・栽培方法

2022年2月1日

ゴーヤを7月ごろに早めに収穫した場合は、秋トウモロコシがおすすめです。
育てるのが難しそうなイメージですが、実は荒れ地でも育つほどの頑丈さを持っています。

ゴーヤの後作に良いトウモロコシ
ゴーヤの後作にトウモロコシを育ててみたい方はトウモロコシ栽培の関連記事をご覧ください。夏植え:8月。
トウモロコシ

トウモロコシ(スイートコーン)の育て方・栽培方法

2023年4月2日

2.後作した方が良い理由

ほうれん草栽培

ゴーヤの後作にホウレンソウを栽培した方が良い理由としては、秋の種まきは、9月~10月から行うことができる点です。ゴーヤを収穫した後に丁度良いタイミングと言えます。

また、ベランダ菜園も可能で、プランターで栽培する場合は、標準サイズの容器で簡単に育てることができます。

タマネギの場合には、秋の種まきは8月~9月に行うことができます。タマネギは寒さに強いので、秋からの時期の栽培に適しているのでおすすめです。

秋トウモロコシは、7月から種まきして育て、9月~10月に収穫することが可能です。
トウモロコシは多肥性であり土壌の過剰な養分を吸う習性があるため、畑の土壌を改善するための野菜としても重宝し、一石二鳥と言えます。

3.ゴーヤの後作に植えないほうが良い野菜

きゅうり
ゴーヤの後作に植えないほうが良い野菜
キュウリ、カボチャ、スイカ
ゴーヤの栽培をして後作しない方が良いものには同じウリ科の植物、キュウリ、カボチャ、スイカなどの作物が挙げられます。

ゴーヤの場合、連作による影響が出始めるのが4年~5年のため、1回連作をしたからといって極端な連作障害があらわれるというわけではありませんが、土壌の状態を考慮するのであれば避けておくのが無難です。

4.後作しない方が良い理由

家庭菜園

ゴーヤの後作に植えない方が良い理由は、病原菌や害虫などによる被害を受けやすいなるという点と、土壌の中の養分が不足してしまうという点が挙げられます。

ゴーヤの場合、昨年の栽培状態によってその見極めが可能になってくることもあります。
茎や葉が黄色っぽくなったり、極端に実りが悪くなっている場合には連作による影響が懸念されます。

こうした状態になる前に対処していくのがベストですが、実際に症状があらわれているという場合には、一度土壌を改良してゴーヤの後作に相性のいい野菜を取り入れていくようにしましょう。

ゴーヤの後作には、後作に良いホウレンソウ、タマネギ、トウモロコシなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。

「ゴーヤの後作に植えても良い野菜とは?」を読んだあなたにおすすめの記事:



ゴーヤ