キャベツの水やり頻度や時間帯は?

キャベツの水やり頻度や時間帯は?

1.キャベツの水やり

キャベツの水やり頻度、水やりの時間帯、水やり時の注意点などについて疑問を持たれていませんか?
キャベツは、春・夏・秋の時期に、タネや苗から育てることができます。
アブラナ科野菜は病害虫の被害に遭いやすいので、夏や秋の栽培が一般的です。

乾燥期や雨季に、毎日水をあげればよいかどうか悩んでいる方も多いと思いますので、キャベツの水やり方法について順番に解説していきます。

2.キャベツの栽培と水やり(地植え)

畑に地植えしたキャベツ

キャベツの原産地は地中海沿岸とされ、日本でも多くの品種が作られています。
キャベツは、タネと苗から栽培を始めることができます。
高温多湿が続くと病害虫が発生しやすいので、初心者の場合は、秋の栽培がおすすめです。

種まき
タネから始める場合は、育苗ポットやセルトレイで育苗してから植え付けるのが一般的です。
育苗ポットの場合は、3号ポット(9㎝径)に野菜用培養土を入れ、手の指で深さ1㎝ほどのくぼみを3箇所作り、1粒ずつタネをまきます。
土を被せたら、上から手で軽く押さえて土と密着させ、たっぷりと水やりをします。

発芽までは、土の表面が乾燥しないように毎日水やりをします。発芽後は、土の表面が乾いたら水やりをします。

土づくり
アブラナ科の連作を避けて、日当たりと水はけの良い場所を選び、植え付けの2週間以上前に苦土石灰を施します。1週間前に完熟堆肥と化成肥料を施し、幅60㎝、高さ10~15㎝の畝を作っておきます。
苗から始める場合も、植え付けの2週間以上前に土づくりをします。

植え付け
家庭菜園初心者の場合は、苗を購入して植え付けると手軽です。
株間を40㎝にして、苗の植え穴を掘ります。活着を促進するために、植え穴にバケツやジョウロでたっぷりと水を注ぎ、水が引いたら植え付けます。
根鉢は崩さないで浅めに植えて、株元に土寄せをして軽く押さえつけます。

植え付け直後にたっぷりと水やりを行い、根付くまでの約1週間は毎日水やりをします。
苗が根付いた後は、毎日の水やりは必要ありませんが、土が乾燥したら、たっぷりと水をやります。

水やりの際は、シャワータイプで水が出るジョーロでやさしくかけてあげましょう。
シャワータイプでないものは水の勢いが強いため、土やタネが水で流されてしまい、キャベツがうまく育たない原因になります。

■キャベツの水やりにも使えるジョーロが買えるお店
キャベツの水やりにジョーロを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
お洒落でかわいいジョーロや、水がたくさん入るジョーロなどが豊富にあります。
使う頻度が高いジョーロは、いいものを選びたいですね。

3.キャベツの栽培と水やり(プランター)

水やり

プランター栽培の場合も、苗から始める方法が手軽でおすすめです。
苗は、病害虫の被害や葉の折れがないか確かめます。

種まき
タネから始める場合は、地植えの場合と同じように育苗ポットにタネをまきます。
発芽するまでは、土の表面が乾かないように水やりをします。

植え付け
プランターは、大型サイズ、または大鉢(深底)タイプを利用します。
容器の底に鉢底石を敷き、市販の野菜用培養土を6~7分目ほど入れます。成長が始まったら、株の様子を見ながら増し土を行います。
植え付ける際は、根鉢の土を崩さないように苗を取り出し、土の表面より少し高くして、浅植えにします。株間は、30~35㎝くらい空けます。

植え付けた後は、株元に土を寄せて軽く押さえ、プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげます。
土の表面が軽く濡れただけでは水が浸透しないため、水不足になってしまいます。プランターや鉢はたっぷりと水やりすることで、新鮮な水と空気を供給することができます。

4.キャベツの高温多湿期の水やり

高温多湿期の水やり

キャベツの栽培時期は、地域や品種によって異なるので、タネ袋の表記に沿って栽培するようにします。
夏まき栽培では、種まきが7月、植え付けが8月~9月、収穫時期が11月~12月です。
秋まき栽培では、種まきが10月~11月、植え付けが11月、収穫時期が4月~5月です。

キャベツは、高温多湿が続くと病害虫が発生しやすくなります。
秋の時期は雨が多いので、多湿状態にならないように注意します。
排水状態が悪い畑の場合は、あらかじめ畝を高く作り、排水状態をよくしておきます。

畑の場合は、発芽した後は毎日の水やりは必要ありませんが、土の表面が乾燥したら水やりをします。
プランターの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。

5.キャベツの生育障害と水やり

キャベツは栽培期間が長いので、水切れや肥料過多に注意します。

地植えの場合、根付いた後は毎日の水やりは必要ありませんが、土の表面が乾燥したら水やりをします。
一方、多湿状態が続くと生育不良になり、軟腐病などにかかりやすくなります。
排水状態が悪い畑は、畝を高く作って排水をよくします。

プランター栽培では、土の表面が乾いたら水やりをしますが、多湿状態に注意します。

キャベツは連作障害を起こすので、同じ場所でアブラナ科の野菜を栽培する場合は、最低でも2~3年の期間を空けるようにします。連作すると生育不良を起こし、病害虫も発生しやすくなります。
また、土壌が酸性の場合も生育不良になるため、植え付けの2週間以上前に苦土石灰をまいてよく耕しておきます。

6.キャベツの病気と予防

キャベツは、降雨が多い年に病気にかかりやすいので注意します。
また、アブラナ科の害虫が寄ってくるため、防虫ネットを掛けて産卵されないようにします。

菌核病(きんかくびょう)
菌核病は、結球期に発生することが多いので注意が必要です。発病すると茎や葉が水浸状に褐色してドロドロに腐敗します。軟腐病のような悪臭はありません。
菌核病を予防するためには、連作を避け、水はけの良い畝を作り、ワラなどを敷いて泥はねを防ぐことが大切です。
窒素肥料の過多にも注意し、発病したらすぐに株全体を抜き取り、病気の拡大を防ぐため畑の外に撤去処分します。

軟腐病(なんぷびょう)
台風などの泥はねによって、土壌中の細菌が葉の傷口から侵入します。病気が拡大すると地際部などがドロドロに腐敗し、独特の悪臭を放ちます。
高温多湿の時期に多発するため、高畝にして排水性をよくし、ワラなどを敷いて泥はねを防ぎます。
アブラナ科作物の連作を避け、窒素肥料の過多にも注意します。発病株は早期に抜き取り、撤去処分します。

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