1.キャベツの後作に植えたほうが良い野菜
キャベツの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
キャベツは甘みがあってとてもおいしく、食卓の定番であることから、家庭菜園で育てている方も多い野菜です。
キャベツは、夏野菜が終わった後の畑を有効利用することができるため、後作に色々な野菜を植えていくことができます。
キャベツの後作に良い野菜はいくつかありますので、
キャベツの後作について順番にみていきましょう!
キャベツの収穫時期は、だいたい4月~5月頃なので、春から夏にかけて植えていけるキャベツの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
キャベツの次に後作した方が良い野菜には、
エダマメ、ニンジン、セロリなどの作物があります。
エダマメは大豆を未成熟の時期に収穫して、野菜として食べるのがエダマメです。
ビタミンAやタンパク質の成分が豊富で、アミノ酸や糖分がバランス良く含まれることがエダマメの特徴です。
ニンジンは、ビタミンA、カリウム、食物繊維などが栄養素に含まれる野菜で、免疫力アップにも効果的と言われています。
ニンジンの種まきは畑やプランターに直接行います。種をまく数分前に畑に水をまいて土を湿らせておくと良く育ちます。
セロリは、プランター植えでも畑植えでも行うことが出来ます。育苗ポットや育苗箱を使用して種まきから苗まで育てていくことも可能な野菜です。
2.後作した方が良い理由
エダマメなどのマメ科の植物は、土の力を回復させる効果があることが後作した方が良い理由です。
マメ科の植物は空気中の窒素を取り込む窒素固定をしながら生育するため、他の作物の栽培で不足しがちになることが多い窒素を土の中に取り戻すことができると言われています。
また、セリ科のニンジンもキャベツの後作におすすめなので、同じセリ科の作物であるセロリなども後作した方が良いものになります。
連作障害や後作障害を防ぐための方法としておすすめなのが、作付け計画を立てることです。
作付け計画は、畑を4つか5つ程度に区分けして、4年から5年のローテーションを組んで作物を栽培するための計画です。
作物の中には、一度作ったら3年から4年程度は同じ作物を作らない方が良いものがあるので、区画を4から5つに分けることをおすすめします。
区分けした畑のうちのひとつは、肥料を入れて耕したり、天地を入れ替え空気と日光に当てたりしながら土壌の疲れを回復させる期間にします。
1年間、何も植えないのはもったいないと思うかもしれませんが、土を休ませることで土の疲れが回復したり、養分が回復したりするため再び美味しい野菜を作ることができるようになる方法です。
連作障害や後作障害を防ぐことにつながるので、作物の科や後作の相性などを考慮して作付け計画を立てるようにしましょう。
3.キャベツの後作に植えないほうが良い野菜
アブラナ科の例として、ブロッコリー、キャベツ、コマツナなどの野菜がありますので、これらの野菜はキャベツの後作に栽培しないようにしましょう。
キャベツは、連作障害が出やすい作物なので同じ畑で栽培するときには、2年~3年ほど開けてから作ることが良い作物です。
キャベツを続けて作ったり、同じアブラナ科の野菜を続けて作ることは避けた方が良いでしょう。
4.後作しない方が良い理由
キャベツは、作付け間隔が2年から3年と言われており続けて同じものを作る連作には向いていません。
毎年同じ場所で同じ作物を作ることを連作と言い、連作をすると同じ種類の養分が不足してしまって生育が悪くなったり、病害虫の被害にあいやすくなります。
後作障害を防ぐためには、作物の科を知ることが役に立ちます。
キャベツはアブラナ科の植物で、連作をしない方が良いので、同じアブラナ科のブロッコリーを後作として選ばない方が良いということです。
トマトやピーマン、ジャガイモはナス科、ニンジンやセロリはセリ科などと言うように作物の科を覚えておくことで、作物同志の相性が分かるようになります。
相性が分かるようになると後作に適しているものと適していない物を見分けることができます。
キャベツの後作には、後作に良いエダマメ、ニンジン、セロリなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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