果菜類(かさいるい)

果菜類(かさいるい)

果菜類の読み方は、「かさいるい」と読みます。
果菜類は、実もの野菜、実野菜(みやさい)などと呼ばれることもあります。

「果菜類」は、果実や種の部分を食用とする野菜のことをいいます。
代表的な果菜類には、トマト、ナス、ピーマン、パプリカ、シシトウ、トウガラシ、キュウリ、カボチャ、オクラ、トウガン、ヘチマ、ゴーヤ、イチゴ、スイカ、メロンなどがあります。

果菜類は、ナス科やウリ科に属する野菜が多いことも特徴の一つです。
果菜類には、マメ科のインゲン、エダマメ、エンドウ、ソラマメ、ラッカセイのほか、イネ科のトウモロコシも含まれています。

日本で栽培されている野菜は、150種類以上あると言われています。
野菜の分類には、「植物学的分類」と「園芸的分類」があります。
植物学的分類は、花や種子、果実、葉、茎などの形や構造などで分類されています。
園芸的分類は、食べる部位によって分けられ、葉菜類・果菜類・根菜類の3種類があります。

果菜類のうち、イチゴ、スイカ、メロンなどは果物として流通していますが、園芸分野では果菜類に分類されています。
野菜と果物に明確な違いはなく、農林水産省にも「はっきりとした定義がない」といわれています。
また、完熟させたトウモロコシは、小麦、米と合わせて「世界三大穀物」と呼ばれています。


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