■目次
１．アイスプラントの特性
アイスプラントは薄い塩味の葉が特徴の多肉植物です。
冬は室内に置き5度以上を保てば、毎年収穫することができます。
アイスプラントは花が咲くと枯れるため花芽は摘み取って栽培します。
塩気を付けるためには、2週間に1回、水の代わりに塩水を与えます。
アイスプラントの種まき時期は、春の種まきは2月～3月、秋の種まきは8月～9月です。
アイスプラントは、畑やプランターにアイスプラントの種や苗を植えて、家庭菜園でも育てることができる野菜なので、ぜひチャレンジしてみてください。
２．アイスプラントのおすすめ品種
アイスプラントのおすすめ品種は、「アイスプラント」「プチサラ」「プリアン」「プッチーナ」「ソルトリーフ」などがあります。
３．アイスプラントの栽培ポイント
アイスプラントは気温が高いと発芽しないので、発芽で気温を守る。
雨のあたらない日当たりの良い場所で育てる。
2週間に1回程度、薄めた塩水を与えて栽培する。
４．アイスプラントの種まきの基本
アイスプラントの栽培は、タネをポットまきして育苗して畑に植え付ける方法と、市販の苗を購入して畑に植え付ける方法があります。
アイスプラントのタネは、大きさは小さく、色は茶色をしていて、丸い形をしています。
まず、アイスプラントの種まきの基本からみていきましょう。
アイスプラントの種まきの基本は、良いタネを選び、2月～3月、8月～9月の適期にまいて覆土と水やりをすることです。
アイスプラントの発芽をよくするにはこれらをきちんと守る必要があります。
①良いアイスプラントの種を使う
アイスプラントの種まきをするには、まず良い種を手に入れます。
アイスプラントのタネはホームセンターや園芸店で購入することができます。
近くで購入できない場合や、欲しい品種のタネがない場合はインターネットで購入すると便利です。
購入する際は、日当たりのよい場所に陳列されていたり、古いタネは避けましょう。
アイスプラントの種子は寿命が決まっていますので、種袋の裏にある種まき期限も確認しておきましょう。
また、発芽率、病気への抵抗性、薬剤処理の有無なども記載されているので、チェックしておきましょう。
②アイスプラントの適温時期にまく
アイスプラントの種にはそれぞれ発芽適温がありす。
アイスプラントの発芽適温は一般的に15～20℃で、生育適温は5～25℃です。
種袋の裏に適温の記載があるので、アイスプラントの栽培時期に合わせて種まきをしましょう。
③アイスプラントの種に適切な用土を使う
アイスプラントの種まき用土は、「タネまき専用用土」を使用すると、発芽しやすく、育てやすいです。
タネまき専用用土は、発芽しやすいように微粒の各種用土がブレンドされており、アイスプラントの種まきにも良い用土です。
保水性・排水性・通気性に優れている為、アイスプラントの生育を安定させてくれます。
まいたタネにかける土を覆土といいます。
覆土が厚すぎたり逆に薄すぎたらすると発芽しにくくなるため、覆土の厚さは、種子の性質に合った覆土の厚さにします。
土の底面は凸凹がないように平らにすることを心がけると、発芽がそろってよく育ちます。
④きちんと水やりをする
アイスプラントのタネをまいたら、水やりを行います。
５．アイスプラントの苗づくり手順
アイスプラントをタネから育てる場合は、2月～3月、8月～9月に作業を行います。
ポットなどで育てます。
アイスプラントの苗づくり（ポット）
ポットまきは、発芽や発芽直後の管理がしにくい野菜に適しています。
ポットまきの手順は、以下の通りです。
①ポットまき：まき溝を作る
3号ポット（直径9㎝）ポットに種まき用の土を入れ、土を平らにならした後に、指先で深さ1cmの窪みを1箇所作る。
②ポットまき：タネをまく
くぼみの中に、アイスプラントのタネを2～3粒ずつまく。
③ポットまき：土をかける
周囲の土を寄せるようにしてくぼみを埋めて、軽く手で押さえてタネと土を密着させる。
④ポットまき：水やり
ポットにアイスプラントの種まき後、種が流れないように注意し、ジョウロでたっぷりと水やりをする。
発芽するまでは土が乾かないように管理し、霧吹きなどで水やりをします。
⑤ポットまき：間引き
発芽したら間引きを行い、本葉3～4枚の頃までに1ポット1株にします。
６．アイスプラントのプランター栽培
アイスプラントをプランターや鉢で栽培する場合は、深さ20㎝以上のものを用意します。
用土は、市販の野菜用培養土を利用すると便利です。鉢底石を敷き詰めて、土は8分目くらい入れます。
畑栽培と同じ手順で、3号ポット（直径9㎝）に種をまきます。
栽培目安は、標準プランター（幅65㎝）で2株です。株間は25～30㎝にします。
ポットを逆さまにして苗を取り出し、アイスプラントの根鉢の土を崩さないようにして植え付けます。
アイスプラントの根は、繊細で折れやすいので丁寧に扱います。
株元に土を寄せて苗を安定させ、株がぐらつかないように軽く押さえます。
植え付けが終わったら、たっぷりと水を与えます。
７．アイスプラントの良い苗の条件
アイスプラントの苗は、良い苗と悪い苗がありますので、元気に育ちそうな良い苗を選んで栽培していきましょう。
良いアイスプラントの苗には下記の特徴があります。
アイスプラントの葉っぱが枯れていなく、虫食いなどもない、本葉3～4枚の緑の濃いしっかりした苗を選びます。
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