1.里芋の収穫について
里芋の収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、里芋の収穫タイミングはいつが良いのか、里芋はどのように収穫すればよいのか、里芋の収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回は里芋の収穫について見ていきたいと思います。
■分類:サトイモ科サトイモ属
■原産地:東南アジア
■里芋の旬:秋9月~10月
■栽培時期:春植え
植え付け:4月~6月、収穫時期:9月~10月
2.里芋の収穫時期
里芋は、4~5月に種芋の植え付けをして、秋ごろの9~10月に収穫時期を迎えます。
里芋の品種にりますが、里芋は植え付けから約5ヶ月~6ヶ月が収穫時期です。
里芋1株から、約20個~40個の里芋が収穫できます。
また、里芋の茎や葉も収穫したい場合は、同じ時期に一緒に収穫していきましょう。
収穫した里芋は、煮物にしたり、お味噌汁にしたり、炒め物にしたり、色々な方法で美味しくいただきたいですね。
収穫した里芋の茎は、ずいきの煮物にしたり、お味噌汁にしたりすると美味しいです。
3.里芋の収穫タイミング
里芋の収穫タイミングは、植え付けた時期と葉っぱの枯れ具合から判断できます。
里芋は植え付けから約5ヶ月~6ヶ月で収穫することができますので、収穫の目安にしてみてください。
中間地であれば9月下旬~10月下旬の、葉が枯れ始めた頃が収穫タイミングです。
霜が降る前の時期までが、里芋の収穫タイミングなので逃さないようにしましょう。
里芋の収穫サイズは、品種によりますが、芋の大きさは4~11cmぐらいで、平均45gぐらいです。
4.里芋の収穫方法
里芋の収穫方法ですが、鎌などで地上部の茎葉を地際で刈り取ります。
その後、芋に傷をつけないように、株から30cmほど離れた所にスコップを入れて、土と一緒に里芋を掘り起こして収穫します。
イモを掘り起こすと、大きな親芋のまわりに、たくさんの子芋がついています。
収穫したら、土を落とし、大きな親芋と小さい子芋を分けて根を切り落とします。
里芋は低温に弱いため、収穫後は冷蔵庫に入れずに、新聞紙に包むか段ボール箱に入れて常温保存しておきます。
里芋を収穫するスコップは、清潔に保っておきましょう。
病気にかかった植物の根を切ったりしたスコップは、里芋が病気になる菌が付着していることがあります。
菌が付着したスコップで里芋を収穫すると、切り口から菌が侵入して、病気に感染することがあります。
スコップの使用後は、きちんと消毒をしておくと、野菜が病気にかかる心配が減ります。
翌年の種イモにする里芋は分けずに土中に埋めて、雨が掛からないようにビニールをかけて貯蔵しておくと、また来年も里芋を楽しむことができます。
5.里芋の収穫で気をつけること
里芋の収穫で気をつけることとしては、寒さです。
11月になると、栽培地域によっては霜が降りる場合があります。
霜に当たると、里芋の茎葉が枯れてしまうので、霜の降りる前に収穫しましょう。
霜が降りたり、霜柱が立ったりすると里芋が凍ってしまい、腐ってしまいますので、凍る時期の前に早めに収穫するように注意しましょう。
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