サヤエンドウの種まきと苗づくり方法

サヤエンドウの種まきと苗づくり方法

1.サヤエンドウの特性

サヤエンドウは、青く未熟なうちに収穫し、さやごと食べる野菜です。
サヤエンドウの品種は、サヤの大きさによって絹さやと大さやに分けられます。
サヤエンドウの栄養価としては、βカロテン、ビタミンC、食物繊維を多く含んでいます。

サヤエンドウの種まき時期は、10~11月です。

サヤエンドウは、畑やプランターにサヤエンドウの種や苗を植えて、家庭菜園でも育てることができる野菜なので、ぜひチャレンジしてみてください。

2.サヤエンドウのおすすめ品種

サヤエンドウのおすすめ品種は、「白花絹サヤ」「赤花絹サヤ」「仏国大サヤ」などがあります。

3.サヤエンドウの栽培ポイント

サヤエンドウは暑さを嫌うため秋まきして、翌年の初夏に収穫します。
寒さには強いので、苗で越冬させ、春に開花、結実させます。
サヤエンドウの苗の植え付け時期が早いと、大きく育ち冬に寒害にあうため、タネまきや植え付けは適期を守りましょう。

4.サヤエンドウの種まきの基本

畑での種まき

サヤエンドウの栽培は、タネをポットまきして育苗して畑に植え付ける方法と、市販の苗を購入して畑に植え付ける方法があります。
サヤエンドウのタネは、大きさは大きく、色は緑色をしていて、丸い形をしています。

まず、サヤエンドウの種まきの基本からみていきましょう。
サヤエンドウの種まきの基本は、良いタネを選び、10~11月の適期にまいて覆土と水やりをすることです。
サヤエンドウの発芽をよくするにはこれらをきちんと守る必要があります。

①良いサヤエンドウの種を使う

サヤエンドウの種まきをするには、まず良い種を手に入れます。
サヤエンドウのタネはホームセンターや園芸店で購入することができます。
近くで購入できない場合や、欲しい品種のタネがない場合はインターネットで購入すると便利です。

購入する際は、日当たりのよい場所に陳列されていたり、古いタネは避けましょう。
サヤエンドウの種子は寿命が決まっていますので、種袋の裏にある種まき期限も確認しておきましょう。
また、発芽率、病気への抵抗性、薬剤処理の有無なども記載されているので、チェックしておきましょう。

②サヤエンドウの適温時期にまく

サヤエンドウの種にはそれぞれ発芽適温がありす。
サヤエンドウの発芽適温は一般的に18~20℃で、生育適温は15~20℃です。
種袋の裏に適温の記載があるので、サヤエンドウの栽培時期に合わせて種まきをしましょう。

③サヤエンドウの種に適切な用土を使う

サヤエンドウの種まき用土は、「タネまき専用用土」を使用すると、発芽しやすく、育てやすいです。
タネまき専用用土は、発芽しやすいように微粒の各種用土がブレンドされており、サヤエンドウの種まきにも良い用土です。
保水性・排水性・通気性に優れている為、サヤエンドウの生育を安定させてくれます。

サヤエンドウのタネを直まきする場合は、畝に深さ3㎝ほどの穴を作り、点まきにします。
1箇所に4~5粒の種をまき、土をかぶせて手で押さえ、水をたっぷり与えます。株間は30㎝にします。
まいたタネにかける土を覆土といいます。
覆土が厚すぎたり逆に薄すぎたらすると発芽しにくくなるため、覆土の厚さは、種子の性質に合った覆土の厚さにします。

エンドウ類は嫌光性種子といって明るいところでは発芽しない性質を持っているので、種の2~3倍ほどの厚みで覆土することが大切です。
土の底面は凸凹がないように平らにすることを心がけると、発芽がそろってよく育ちます。

発芽するまでは、鳥害に遭わないように寒冷紗などを掛けておくことをおすすめします。
本葉が3~4枚になったら、生育の悪い苗を間引いて2本立てにします。

④きちんと水やりをする

サヤエンドウのタネをまいたら、水やりを行います。

5.サヤエンドウの苗づくり手順

苗づくり(セルトレイ)

サヤエンドウをタネから育てる場合は、10月中旬~11月上旬に作業を行います。
ポット、セルトレイ、育苗箱などで育てます。

サヤエンドウの苗づくり(ポット)

ポットまきは、発芽や発芽直後の管理がしにくい野菜に適しています。
ポットまきの手順は、以下の通りです。

①ポットまき:まき溝を作る

3号ポット(9㎝径)ポットに種まき用の土を入れ、土を平らにならした後に、指先で深さ2cm~3cmの窪みを4箇所作る。

②ポットまき:タネをまく

それぞれのくぼみの中に、サヤエンドウのタネを一粒ずつまく。

③ポットまき:土をかける

周囲の土を寄せるようにしてくぼみを埋めて、軽く手で押さえてタネと土を密着させる。

④ポットまき:水やり

ポットにサヤエンドウの種まき後、ジョウロでたっぷりと水やりをする。
発芽したら間引きを行い、生育の良いものを3本残します。
エンドウ類は互いにつかまり合うようにして育つので、あえて1本にする必要はありません。

サヤエンドウの苗づくり(セルトレイ)

セルトレイは仕切りがあるため、苗を取り出しやすく、植え替えもしやすいのが特徴です。
セルトレイまきの手順は、以下の通りです。

①セルトレイまき:まき溝を作る

セルトレイに種まき用の土を入れ、土を平らにならした後に、指先で浅いくぼみをつける。

②セルトレイまき:タネをまく

それぞれのくぼみの中に、サヤエンドウのタネを2粒ずつまく。

③セルトレイまき:土をかける

サヤエンドウのタネが隠れるように土をかぶせ、軽く手で押さえてタネと土を密着させる。

④セルトレイまき:水やり

セルトレイに種まき後、ジョウロでたっぷりと水やりをする。
発芽がそろうまで、新聞紙やポリフィルムで覆って保温・保湿をする。

間引かず、2本立てのまま植えつける。
発芽後2週間くらいで本葉2~3枚の苗に仕上げる。

6.サヤエンドウのプランター栽培

プランターでの種まき

サヤエンドウを種まきからはじめる場合は、早まきにならないように注意します。
秋まきの適期は10月上旬~11月上旬です。耐寒性が強い本葉2~3枚の状態で冬越しさせるようにします。

野菜用培養土は、プランターの上部から3㎝下のところまで入れます。
土を入れたら、ビンの底などを利用して直径10㎝程度のくぼみを作り、1つのくぼみに3~4粒ほど種をまきます。

サヤエンドウの種をまいた後は土をかぶせて、上から軽く手で押さえます。
その後、プランターの底から水が出るくらいたっぷりと水をあげます。
間引きは本葉が2~3枚になったら行います。生育の良くないものや病害虫の被害のあるものを間引いて、2本立てにします。

7.サヤエンドウの良い苗の条件

ポット苗

サヤエンドウの苗は、良い苗と悪い苗がありますので、元気に育ちそうな良い苗を選んで栽培していきましょう。
良いサヤエンドウの苗には下記の特徴があります。

草丈7~8㎝程度で、茎が太く節間が詰まっていて、葉が濃い緑色でツヤのある苗を選びます。
節間が長いものや、茎が細いものは選ばないようにします。

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