1.サヤエンドウの後作に植えたほうが良い野菜
サヤエンドウの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
サヤエンドウは、年1回収穫することができる野菜です。
品種はサヤの大きさによって、絹さやと大さやに分けられ、『絹さやえんどう』『大さやえんどう』などの名前で多く市販されています。
サヤエンドウの収穫時期は、だいたい4月~6月頃なので、秋にかけて植えていけるサヤエンドウの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。

サヤエンドウの次に後作した方が良い野菜には、
キャベツ、ハクサイ、ワケギなど色々植えることができます。
キャベツは、秋から育てることができます。
キャベツは、低温性野菜で冷涼な気候を好むため寒冷地で栽培されてきましたが、
現在は品種改良によって全国各地でキャベツ栽培しやすくなっていますのでおすすめです。
白菜は、年1回栽培することができる野菜で、白菜の旬は11月~翌年12月です。
鍋物の具材に使えたり、料理に広く使うことができます。
ワケギはタネができないため、1年目は8~9月頃に市販の球根を購入して、畑やプランターに植え付けて栽培します。
2.後作した方が良い理由

後作した方が良い理由としては、豆類特有の「根粒菌」を挙げることができます。
サヤエンドウ栽培の場合には根粒菌によって空気中の窒素を取り込んでくれるため、サヤエンドウを収穫した後の土のなかにはチッ素という栄養素がふんだんに含まれています。
それでサヤエンドウを収穫した後には根を取り除いて堆肥を入れておくことによって葉物野菜が育ちやすい環境を整えることができるようになります。
葉物野菜の場合にはプランターなどでも育てやすく、種類も豊富ですのでサヤエンドウの後作としては様々な選択肢があります。
後作にちょうどよく、秋からでも育てられるものや、栽培が簡単なものも多くありますので自分の経験や好きな野菜などに応じて選ぶことができます。
これら後作の効果などをしっかり理解した上で野菜を選択していくことで効率的に野菜を育てていくことができます。
3.サヤエンドウの後作に植えないほうが良い野菜

サヤエンドウの場合、連作障害というものがあるため豆類は後作には向いていません。
そのため、後作しない方が良いものとしてはソラマメ、インゲン、落花生などを挙げることができるでしょう。
これらを植えると土の中に害虫や病気が出てしまう連作障害の原因になる恐れがあります。
4.後作しない方が良い理由

サヤエンドウの後作にしない方が良い理由としては豆類特有の「根粒菌」の存在です。
根粒菌は、土の中にチッ素を作り出し、チッ素は葉物野菜にはプラス効果があるのですが、豆類などの野菜の場合には害になってしまうことが認められています。
そのためサヤエンドウ栽培の後作には豆類を避け、なるべく葉物野菜などを植えるほうが良いでしょう。
ちなみにこれらの連作障害を避ける方法としては一年以上休ませるなどの方法もありますが、時間がかかりますので、サヤエンドウの後作には、後作に良いキャベツ、ハクサイ、ワケギなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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