スイカの収穫時期と収穫方法は?

スイカの収穫時期と収穫方法は?

1.スイカの収穫について

スイカの収穫について

スイカの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、スイカの収穫タイミングはいつが良いのか、スイカはどのように収穫すればよいのか、スイカの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はスイカの収穫について見ていきたいと思います。

スイカ(西瓜/すいか)の栽培データ
■スイカの栽培難易度:★★★☆☆
■分類:ウリ科スイカ属
■原産地:南アフリカ
■スイカの旬:夏7月~8月
■栽培時期:春植え
■植え付け:4月~5月
収穫時期:7月~8月

2.スイカの収穫時期

スイカの収穫時期

スイカは春まきが一般的で、4月~5月に植え付けをし、7月~8月に収穫時期を迎えます。

スイカの収穫期間は7月中旬~の1ヶ月間なので、この時期に収穫しましょう。

スイカの収穫タイミングは、受粉日や着果節位や音から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中に行うと良いでしょう。
スイカの収穫時期の目安として、受粉後35日~40日ほど経過した時点で収穫ができます。

スイカは、着果節位の巻いている部分が枯れた時点でも収穫タイミングの判断ができます。
着果節位は、着果した箇所と節位にあるひげ状のクルクルの部分のことです。
着果節位が茶色くなるのは、スイカに養分が行き渡り収穫時期が近付いている証拠です。

ただし変色した直後の収穫は早過ぎで、生育不良となる恐れがありますので、焦らずにじっくりと変色を見極めて、着果節位全体の3分の1が茶色くなるタイミングで収穫をしていきましょう。

着果節位が茶色くなる変化は、あくまでも収穫時期を判断する一つの目安なので、絶対に食べ頃とはいえないので、収穫して果実の中を見なければ分かりませんが、有力な収穫の判断材料にはなります。

収穫時期に差し掛かっても、スイカの実が小さかったり、着果節位が茶色くなる気配がないスイカは、生育不良が疑われます。
また、早くから着果節位が茶色くなるのは明らかに生育不良で、枯れてしまっている可能性があります。

スイカの収穫時期をはスイカを叩いた音でも判断できます。
音で見極める場合は、実を軽く手の甲で叩いて判断します。
スイカを叩いたときの音が甲高い場合はまだ若過ぎで、音が低くなれば食べ頃とされています。

また、音が鈍く響く場合は熟れ過ぎの恐れが強く、収穫タイミングを過ぎていると考えられます。
収穫時期を逃さない為には、早めの段階から着果節位の色を確認したり、軽く叩いて音の響きを確認していきましょう。

スイカの食べごろを見極める場合には、ツヤで見極める方法もあります。
スイカの皮がツヤ消しの状態から、軽いツヤありになれば食べ頃とされていますので目安にしてください。

3.スイカの収穫方法

スイカの収穫方法

スイカの収穫方法はとても簡単です。
スイカの実がなっている根本を、ハサミで優しく切って収穫しましょう。

実を回してヘタをねじ切るような収穫の方法は禁物なので、ハサミを使って収穫するようにしましょう。

スイカの実が大きくて重たい場合は、2人で作業すると安心です。
一人がスイカの実を支えて、もう一人が切り取り作業をするとスイカぶつけたり、落したりする心配がなくなります。
スイカは皮が厚いわりに割れやすいので、落としたりぶつけたりしないように気を付けましょう。

スイカの収穫時期と収穫方法は?を読んだあなたにおすすめの記事:



スイカの収穫時期と収穫方法は?