大豆の収穫時期と収穫方法は?

大豆の収穫時期と収穫方法は?

1.大豆の収穫について

大豆の収穫について

大豆の収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、大豆の収穫タイミングはいつが良いのか、大豆はどのように収穫すればよいのか、大豆の収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回は大豆の収穫について見ていきたいと思います。

大豆(だいず・ダイズ)の栽培データ
■大豆の栽培難易度:★★☆☆☆
■分類:マメ科ダイズ属
■原産地:東アジア
■大豆の旬:10~11月
■栽培時期:春まき
春の種まき:5~6月、植え付け:6~7月、収穫時期:10~11月

2.大豆の収穫時期

大豆の収穫時期

大豆は春まきが一般的で、5~6月に種をまいて、6~7月に植え付けをし、10~11月に収穫時期を迎えます。

大豆の収穫タイミングは、葉っぱやサヤから判断できます。
サヤは大豆の丈が80cmほどに成長し、花が咲いた後にできます。

サヤがまだ青く豆が柔らかいうちに、株ごと抜いて収穫すると枝豆です。
枝豆として食べる場合、早生種であれば種まきから80~90日、中生種であれば90~110日ぐらいで収穫できます。

大豆として収穫する場合は、さらに成長させ実が成熟してから収穫します。
大豆は収穫時期になると、葉が黄色くなって落ちて、サヤや株全体が茶色くなってきます。

茶色になってくると、サヤや茎を触った際に乾燥しているのがわかると思います。
大豆のサヤを左右に振ってみて、中の豆がカラカラと音を立てていたら収穫タイミングです。

収穫が遅れるとサヤがはじけて中の大豆が落ちてしまいますので、注意しましょう。

3.大豆の収穫方法

大豆の収穫方法

大豆の収穫方法は、簡単です。
大豆の収穫方法は、株を手で引き抜くか、株元で切り取って収穫します。

大豆を収穫したら、風通しのよい場所に吊るし、2週間程乾燥させます。
大豆は乾燥中もサヤがはじけるので、いくつかに束ねて、目の細かいネットなどで覆い保護することをおすすめします。

大豆の株全体がきちんと乾燥したら、ビニールシートを敷いて大豆の枝を置き、棒やビール瓶などでサヤごと叩いて大豆を落とします。

乾燥が足りずにサヤから落ちなかった豆は、再度天日干しを行い、自然にはじける頃に取り出します。
虫食いや、生育不良の大豆は取り除きます。収穫したばかりの大豆は、まだ乾燥が十分に出来ていないので、通気性の良い紙袋に入れて常温で保存すると良いでしょう。

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