らっきょう(ラッキョウ)の育て方・栽培方法

らっきょう(ラッキョウ)の育て方・栽培方法

1.らっきょう栽培の特徴と時期


らっきょうの育て方手順に沿って、畑やプランターでらっきょうを栽培してみましょう!
野菜の中でも、らっきょうは丈夫に育つので、初心者が栽培するのにもオススメです。

らっきょう(ラッキョウ)の栽培データ
■らっきょうの栽培難易度:★★★☆☆

■らっきょうの旬:夏6月~7月

■連作障害:あり

■栽培時期:夏植え

■夏の種まき:8月~9月
 エシャロット収穫時期:翌年3月~4月
 らっきょう収穫時期:翌年6月~7月

■らっきょうの球根が買えるお店
らっきょうの球根を買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
こちらから購入するとポイント還元があります。

らっきょうは年1回栽培することができる野菜で、らっきょうの旬は、夏の6月~7月です。

らっきょうは、中国原産のネギ科目の野菜になります。
塩漬けや甘酢漬けなどの保存食になることから、大変人気があります。
らっきょうの栄養素としては、カリウム、ナイアシン、硫化アリル、パントテン酸、水溶性食物繊維などが含まれています。

らっきょうの品種としては、『玉らっきょう』『エシャロット』『らくだ』『八房』『九頭竜』など様々な品種があります。

また、非常に丈夫な野菜なので土壌の適用範囲も広く、痩せ地でも十分に育てることが出来るため、初心者でも比較的栽培は簡単だと言えるでしょう。

らっきょう

らっきょうの栽培時期は、8月下旬頃に植え付けを行い、翌年の6月~7月あたりが収穫時期になります。

エシャレットの場合は、3月~4月頃に収穫をします。地域や品種により時期は異なりますが、大体このくらいを目安にして栽培をすると良いでしょう。

らっきょうの栽培のポイントは、日当たりと水はけの良い場所を選ぶ所から始まります。
植え付けを行う2週間前程度に、元肥と堆肥を入れて十分に耕しておいて下さい。
株間は15cmで畝幅は40cm程を確保しつつ畝を立てておきましょう。

好適土壌pHは大体5.5~6.0が目安となります。
らっきょうは、連作障害が出にくい野菜になりますので、同じ場所を使っての連作が可能です。一度植えたら何年か待たないといけないということがありませんので、場所も確保しやすく育てやすい野菜です。

らっきょうは、一つの種球で約10個前後採ることが出来ますが、収穫をせずにもう1年育てると、収穫数を増やすことができ、らっきょうを30個以上収穫することができます。
また、らっきょうは収穫後に根と茎を切り落としても成長していくため、調理の際は早めに調理をすることをおすすめします。

そして、葉が青いうちに若取りをすると、エシャロットとして収穫することが出来ます。目安としては、大体3月~4月頃になります。
らっきょうの香りや癖のある味がちょっと苦手だという人は、エシャロットであれば食べやすいでしょう。

沖縄の島ラッキョウのように、生のままでも食べることが出来ますので、是非一度早い段階で収穫をしてみるのも良いでしょう。
らっきょうは、非常に栽培がしやすく、家庭菜園初心者でも大変おすすめの野菜です。

2.らっきょうの栽培基本(畑・プランター)

肥料

らっきょうは、水はけさえ良い土であれば、日陰や痩せた土地、乾燥した土地であったとしても栽培することが出来るという点からも、初心者の人でも安心して育てることが出来る野菜です。

しかし、植えたらそのまま放置するようなことはしてはいけません。そのままにしておきますと雑草がどんどんと生えてきてしまい、良いらっきょうが収穫出来なくなります。

らっきょうの植え付けの時期は、8月下旬頃から9月中旬になります。植え付けをする2週間前までには、1m²あたりに150~200gの苦土石灰を撒いてよく耕しておきましょう。

そして、1週間前までに畝全体に1m²あたり堆肥2kgと粒状肥料120gを散布して、土に混ぜ込んでよく耕しておけば土作りは完璧です。

種まきは、1条植えの場合には幅60cm、2条植えであれば幅80cmの畝を立て、平らに表面をならしていきます。
植え付けが終わったらジョウロに水を用意して、たっぷりと水やりを行いましょう。

らっきょうをプランターで育てる場合には、らっきょうの苗をホームセンターなどで購入しておくことでより簡単に育てることが出来ます。
スーパーでも売られていることがありますので、栽培の時期になったらチェックをするのもおすすめです。

球根は大体200g程度で500円前後で購入することが出来ますが、ブランド物のらっきょうになるともう少し値段は高くなるでしょう。
近くにホームセンターやスーパーが無いという人は、インターネット通販でも購入することが出来ます。

用意するプランターは、深さが15cm以上で培養土が15ℓ以上入るサイズを用意して下さい。プランターにまず鉢底ネットを敷いて、その上に軽石・培養土の順に入れていきましたら準備は完了です。

らっきょう自体ものすごく丈夫な野菜ですので、特別に何か肥料を与える必要はありません。
しかし、植え付けを行ってから大体2ヶ月程度の生育状態を見て、葉の色が少し薄いようであれば追肥をしてあげると良いでしょう。

追肥を行う場合は、週に1回程度の割合で2~3回程度行えば十分です。
さらに、冬に再度生育状態をチェックして、あまり良くない状態であると判断出来た場合には、もう一度肥料を与えると良いでしょう。

追肥の変わりに、500倍に薄めた液体肥料を水代わりに与えても構いませんので、やりやすい方法を選んで下さい。

らっきょうは、基本的に放任栽培をしても可能なくらい育てやすい野菜ですが、植え付けの際にあまりにも浅く植えてしまうと、乾燥しやすくなり虫がついてしまったり病気になる恐れがあります。
また、反対に深く植えすぎてしまうと、今度は球根があまり肥らなくなるので収穫量が減る恐れがあります。

土は市販で売っている野菜用の培養土で十分ですが、プランターで育てる場合には必ず水はけが良いかどうかを確認しましょう。あまり水はけが良くない場合には、バーミキュライトを混ぜたりすることをおすすめします。

特に夏場の気温が高い時期は、プランターの中の水が切れやすくなりますので、小まめにチェックをして水が切れていないかどうか確認する必要があります。

寒い時期であれば、雨に当たる場所に置いておけば放置をしても勝手に育ってくれることでしょう。

3.らっきょうの栽培手入れ

水やり

らっきょうは、比較的どんなところでも育つ野菜ですので、肥料はそれほど多く必要としません。万が一生長が良くない場合でも、追肥で調整をすることが可能です。
肥料を使う際には、ボカシ肥やマイガーデンベジフルといった、植物に必要な養分がバランスよく配合されている配合肥料を使うと良いでしょう。

畑でらっきょうを育てる場合には、雑草に気を付けて下さい。
何処でも簡単に育てることが出来るからといって、そのまま畑を放置してしまいますと、雑草に余分な栄養がいってしまい、良いらっきょうを収穫することが出来ません。

畑を準備する段階で雑草が気になるくらい生えていた場合には、事前に除草をしてあげる事をおすすめします。

らっきょうは、種子が出来ない野菜のため、鱗茎で殖やしていきます。鱗茎や球根を持った植物は一般的に枯れることも少ないので、栽培しやすいという特徴があります。
間引きの必要も特にはありませんので、気にせずにそのまま育ててあげましょう。

そして植え付けが終わったら、2ヶ月に1回程度は除草を兼ねて中耕ししたり、状態に応じて液肥や化成肥料の追肥を行って下さい。追肥を行った際には、必ず上から土を掛けてあげましょう。

普通に育てていれば、あまり虫や動物による被害が無いというのがらっきょうの特徴ですので、栽培手入れで重要となるのが除草です。
良いらっきょうを育てるためにも、毎日チェックをしておくことも大切です。

また、根が伸びてくると、らっきょうは地面の上に押されて出てきてしまいます。
もしも根元が出てきてしまった場合には、光が当たらないように土寄せをしてあげましょう。
そうすれば、らっきょうが緑色になるのを防いで、白いらっきょうを収穫することが出来ます。

らっきょうは、あまり手間が掛からず、管理も非常に簡単で家庭菜園が初心者の人でも育てやすい野菜です。
しかし、品質を低下させないためにも除草管理や土寄せなどは、しっかりと行いましょう。

4.らっきょうの収穫時期について

らっきょう

らっきょうの収穫時期は、大体6月下旬ごろが目安となります。
地上部の葉が枯れ始めたら収穫のサインです。スコップを用意してらっきょうを掘り上げてあげましょう。

1つの種球で大体8個~12個程度のらっきょうを収穫することが出来ますが、収穫をしないでもう1年育てることで収穫量を増やすことも出来ます。
その場合には、小粒で実の詰まったらっきょうが1つの種球で30個以上採れることでしょう。

らっきょうは、収穫をする時期には葉が枯れていますが、枯れる原因は単に暑い日差しに葉が当たっているだけであって、らっきょう自体は休眠期に入っているだけです。
決して枯れている訳ではありませんので安心して下さい。

逆に長雨が続くようであれば、一度掘り上げて軒下などの雨が当たりにくいところに保管をしてあげたほうが良いでしょう。

また、夏まで待たずに3月~4月頃の春に収穫をすることも出来ます。
この場合は、葉が枯れ始める前の青いうちに若採りをすることになります。
エシャロットはらっきょうよりも食べやすいので、一度収穫をしてみて食べ比べてみるのも良いでしょう。

せっかく育てたらっきょうを美味しく収穫するためにも、絶対に収穫時期は間違えないようにしましょう。

5.らっきょうに発生しやすい病気と害虫

らっきょう

らっきょうは、放置したままでも育つほどの丈夫な野菜ですが、軟腐病やさび病、白色疫病などの病気に掛かることもあります。
そのため、ちゃんと毎日チェックをして病気を発見したら早い段階で対策を立ててあげましょう。

また、春先の気温が上がる頃になると、ネダニやアザミウマ、アブラムシやネギハモグリバエといった害虫が付く恐れもあります。発生した場合には直ぐに除去してあげましょう。

病気や害虫を発生させないためには、種球をビニールハウス内に広げて、晴天状態で5日以上天日乾燥をしてあげます。ネダニは、酸性土壌であれば増殖しないため、土壌のpH値を6程度に矯正しておくことも大切です。

また、収穫をした後には、必ず害虫が寄生した球を残さないようにしてあげて下さい。

そして、意外とやってしまいがちなのが肥料の与えすぎです。
育ちが悪いのではないかとどんどんと肥料を与えてしまいますと、それが原因で病害が発生しやすくなります。
肥料は多用しないで必要な時に必要な量だけを与えてあげるように心掛けましょう。

また、定植が遅れてしまうことでも病害の発生を助長する恐れがあります。
時期はちゃんと守って育ててあげることが大切です。

ホームセンターに行けば、病気や害虫対策用のグッズを売っていますので、必要に応じて用意をしておくと安心です。
らっきょうは、育てやすいものではありますが、病気や害虫にやられないという保障はありませんので、毎日ちゃんとチェックすることを怠らないように心掛けましょう。

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