1.ソラマメの後作に植えたほうが良い野菜
ソラマメの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
ソラマメは枝豆と並んでお酒のおつまみに最適な野菜です。大きなサヤの中には3つから4個ほどのソラマメがあり、皮をむいてサヤからソラマメを取り出した後は、軽く塩ゆですればそのまま食べることが出来ます。
ソラマメのサヤは食べることが出来ませんが、豆が包まれている薄皮はそのまま食べることが出来るので、皮をむく必要はありません。
但し、市販されているものの中には薄皮が固かったりして、口の中に残るのが嫌だと感じる人も多いのではないでしょうか。
家庭菜園でも比較的簡単に栽培が出来ますし、自家栽培すれば薄皮部分も柔らかい状態でおいしく頂くことが出来ます。
ソラマメの秋蒔きの場合、翌年の4月~6月頃が収穫を迎えることになります。
種をまいてから冬の寒い時期を乗り越え翌年の春に収穫になりますが、勢いのよい外枝は早い段階で発生させるので、12月中旬から下旬頃にかけて、本葉が5~6枚程度になった段階で主枝を摘心しておきます。
1株当たりの枝数の目安は、最終的に8~10本程度になるようにするのがコツです。
枝を分けさせるために12月と、子実肥大を促進させるために3月の、合計2度の追肥を与えておくと良いでしょう。
ソラマメの収穫後には別の野菜を栽培したいと考える人も多いかと思いますが、ソラマメの後作に栽培しない方が良いものには何があるのかを知っておく必要があります。
ソラマメの後作に良い野菜はいくつかありますので、
ソラマメの後作について順番にみていきましょう!
ソラマメの収穫時期は、だいたい4月~6月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるソラマメの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
ソラマメの次に後作した方が良い野菜には、
ナス、トマト、サトイモ、ハクサイなどの作物があります。
春に植えたナスは水分や肥料を絶やさなければ秋口まで長期収穫できます。
また、秋ナスは昼夜の温度差により身がしまり、種が少なくなり、皮が薄くて柔らかくなるという特徴があります。
トマトはベランダのプランターでも手軽に育てられるので、家庭菜園で人気NO1の野菜です。
サトイモは、1株からたくさん収穫できて、病害虫に強く、長期保存もできるため、初心者にも人気のある根菜類です。
ハクサイは水分が多く、あっさりして癖がないので様々な料理に活用することができます。
早いものでは、10月末頃から収穫をすることができる品種もあります。
2.後作した方が良い理由
後作した方が良い理由としては、土壌をそのまま使える、一緒に栽培すると同時にアブラムシの被害を抑えられるなど色々なメリットがあります。
ナスは夏の野菜ですが、ナスには4~5年の輪作年数があります。輪作年数は同じ場所に、次に同じ野菜を植え付けても良い年数で、ナスの場合は、同じ場所にナスを植える時には4~5年後と言われています。
ソラマメの輪作年数は3~4年になるので、輪作年数が同じ野菜を植えておけば、3~4年毎に同じものを収穫出来るメリットもあります。トマト、サイトイモ、ハクサイなどは輪作年数が3~4年と言われています。
これらの野菜を後作で選んでおけば、3~4年のサイクルの中で色々な野菜を家庭菜園で収穫が出来るわけです。
また、ソラマメはキャベツと混植すると良いと言われており、同時に栽培すれば成長も良くなる、アブラムシの被害も同時に駆除出来るなどのメリットがあります。
3.ソラマメの後作に植えないほうが良い野菜
4.後作しない方が良い理由
これらの作物をソラマメの後作にしない方が良い理由としては、発育の低下や害虫の被害などが挙げられます。
ソラマメはアブラムシからの攻撃を受けやすい野菜で、アブラムシはウィルス病を伝播することからも、アブラムシの被害に弱い野菜類も控えておくと安心です。
ちなみに、連作被害は同一の野菜を連作した時に起きるもので、発育が悪くなってしまうなどのデメリットを引き起こします。
ソラマメの後作を行う時には、土壌への栄養をしっかりと与え、土づくりを行ってから始めるのがお勧めです。
ソラマメの後作には、後作に良いナス、トマト、サトイモ、ハクサイなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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