ナスの追肥(追肥のやり方・時期・回数量)

ナスの追肥(追肥のやり方・時期・回数量)

1.ナスの追肥とは何ですか?

追肥とは何か?

ナスなどの作物の生育に応じて、追加で養分になる肥料を与えることを『追肥』といいます。

ナスに追肥はしたほうが良いのか、しない方が良いのか悩まれている方も多いですが、追肥は行ったほうが良いです。

ナスはカリウム、食物繊維を含む野菜で、成長には十分な栄養が必要です。
ナスは、きちんと栄養を与えて育てると、丸々として美味しいナスを収穫することが可能なため、追肥は必須と言えます。

肥料の吸収は、ナスが育つにつれて大きくなっていきますので、その吸収に対応できるように肥料を切らさないように追肥することが必要です。
また、雨が降ったり、灌水することによって土壌中から栄養成分の流亡もあるため、それを補うためにも追肥が必要です。

ナスは追肥をしないと、小さなナスしか収穫できなくなり、食べれないナスも出て来ると、収穫量が減ってしまいますので、きちんと追肥をしてあげましょう。

2.ナスの追肥時期はいつか?

ナスは肥料を好む野菜です。
ナスの追肥は2回以上行います。

1回目の追肥は、苗を植え付けてから1か月ぐらいすると結実が見られるため、1回目を施します。
ナスの植え付け時期は4~5月が多いので、1回目の追肥時期は5月~6月が最適です。

その後は、2週間に1回の頻度で定期的に追肥を施し、草勢を保ちます。

肥料切れの恐れがある際に追肥する

ナスの健康状態は、雌しべと雄しべの長さを比較すれば判断できますが、雌しべが雄しべよりも短い場合には肥料切れの恐れがありますので、追肥と水やりを行うようにしましょう。

つやなしナスは、外皮に艶がない状態の実です。
風味が悪いため、「ボケナス」と呼ばれることもあります。
ボケナスは日照不足、水分不足、肥料不足が原因で起こりやすくなります。混みあった枝葉を整枝して、果実に日が当たるようにし、水やりと追肥を行いましょう。

ナスを秋まで収穫する場合は追肥する

ナスを秋まで収穫する場合は、更新剪定を行います。
更新剪定は、ナスの実がなっている7月下旬~8月上旬に、1本の枝に葉を1~2枚残すようにしてすべての枝を剪定します。

また、スコップや移植ごてを根のまわりに差し込み、古い根の一部を切ることで株が若返ります。これらの作業が終わったら、株元に追肥を施します。

3.ナスの追肥方法

追肥方法

ナスの追肥は、鶏糞、カリ、硫安、草木灰、液肥、化学肥料など何を使えばいいか悩んでいる方も多いですが、ナスの追肥は『化成肥料』を使用します。
油かすや魚かすなどの有機質肥料を使っても大丈夫です。

ナス専用肥料の成分

インターネットでは『ナス専用肥料』なども購入することができますので、専用肥料を使うのも良いでしょう。
ナス専用肥料の成分比は、チッソ8、リン酸8、カリ8他などの割合です。

ナスの追肥におすすめの肥料

1回目の追肥方法

ナスの追肥は、苗を植え付けてから1か月後に1回目を施します。
株が小さいうちは株間に化成肥料5~10gを施し、株が大きくなったら畝の肩口付近に化成肥料1㎡当たり20~30gを施し、土と混ぜ合わせます。
油かすや魚かすなどの有機質肥料を使う場合には、1株あたり1握りを、株間にすき込んで土を寄せます。

2回目以降の追肥方法

1回目の追肥の後は、2週間に1回の頻度で追肥を施します。
追肥方法は、1回目の時と同様です。

プランター栽培の追肥

プランター栽培のナスの追肥は、1株につき化成肥料10gを株のまわりに円形にまいて土と混ぜ合わせます。

4.ナスの追肥の注意点

ナスの花と実

ナスの追肥は、たくさん肥料を与えればよいというわけではありませんので、注意点に気をつけながら栽培を行いましょう。

肥料の与えすぎに注意

太ったナスを育てるには栄養を切らさないことが重要になりますが、大きく育てようとして肥料を与えすぎるとナスに害虫がつきやすくなったり、追肥を施すことによって雑草が生えやすい環境になってきます。
放置すると雑草に、ナスが育つための栄養分や水分を吸い取られてしまい、害虫も住みやすくなるため、定期的に除草するようにし、肥料の与えすぎには気をつけるようにしましょう。

またナスは、窒素過多の場合にうどんこ病などの病気が発生しやすいので、追肥の量に気をつけましょう。

肥料は根っに触れないように

肥料が根に触れると腐る原因になるため、根っこなどに直接触れないように注意しましょう。
肥料はナスの株から少し離れた場所にまいて、土と軽く混ぜ合わせます。

5.ナスの栽培ポイント

家庭菜園

ナスを栽培する際は、以下の栽培ポイントに気をつけながら育てていきましょう。

ナスの栽培ポイント
  1. 生育温度:ナスは高温を好むので、遅霜の心配がなくなってから植え付ける。
  2. 連作障害:接ぎ木苗を使わない場合は3~4年休閑する。
  3. 元肥:根は深く張るため、元肥は深く施す。
  4. 日光:光線不足は発色不良になるため、果実に光線をよく当てる。
  5. 肥料切れに注意:ナスの追肥は適切なタイミングで定期的に与える。

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