ナス(茄子/なす)の後作に植えても良い野菜とは?(連作障害)

茄子

1.ナスの後作に植えたほうが良い野菜

ナスの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?

実は、ナスの後作に良い野菜はいくつかあります。
ナスの後作について順番にみていきましょう!

ナスの収穫時期は、だいたい7月~10月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるナスの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。

ナスの後作に植えたほうが良い野菜
トウモロコシ、エダマメ、カボチャ
トウモロコシ

ナスの次に後作した方が良い野菜には、
トウモロコシ、エダマメ、カボチャなどの作物があります。

中でもトウモロコシは多肥性であり、土壌の過剰な養分を吸う習性があるため、畑の土壌を改善するための野菜としても重宝します。

トウモロコシは一年生植物で、日当たりさえ良ければプランターに植え付けてベランダで育成したり、大型植木鉢に植えても育つ大変育てやすい初心者向けの野菜です。

ナスの後作に良いトウモロコシ
ナスの後作にトウモロコシを育ててみたい方はトウモロコシ栽培の関連記事をご覧ください。夏の種まき:7月。
トウモロコシ

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お手軽に育てられるおすすめの作物としてはエダマメもあります。
栽培する品種や地域により若干異りますが、エダマメの栽培時期は、畑に直播する場合には種まきが7月~8月頃、収穫は10月~11月頃です。

ナスの後作に良いエダマメ
ナスの後作にエダマメを育ててみたい方はエダマメ栽培の関連記事をご覧ください。春~夏の種まき:4月~8月。
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2023年6月2日

ナスの後作に良い作物として、カボチャも人気の作物です。
冬至カボチャ栽培を行う場合は、夏まきを8月上旬~中旬頃に行い、11月上旬~11月下旬頃にかけて収穫を行います。
冬至栽培用カボチャの品種としては、えびすカボチャが有名です。
栽培もしやすく、着果と太りに優れており、実もたくさんとれ煮物にするとおいしいです。

ナスの後作に良いカボチャ
ナスの後作にカボチャを育ててみたい方はカボチャ栽培の関連記事をご覧ください。夏の種まき:8月。
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2.後作に植えた方が良い理由

後作した方が良い理由としては、土壌の状態をより良くしていくためです。
連作を続けた畑やプランターの土壌は養分が抜けきった状態で害虫や病原菌が発生しやすくなります。
その点、ナスの後作に適した野菜を取り入れることが出来れば、土壌を無駄にすることなく別の形で土壌の状態を改善していくことが可能になっていきます。
もちろん、ナスの収穫後には土壌の消毒や改善を行っていくことも大切で、まずは連作を避ける事、これがポイントです。
たったこれだけのことでも、せっかく用意した土壌を無駄にすることはなくなりますし、新鮮でおいしい野菜を上手に収穫していくことが可能です。

3.ナスの後作に植えないほうが良い野菜

家庭菜園
ナスの後作に植えないほうが良い野菜
トマト、トウガラシ、ピーマン、シシトウ、パプリカ、ジャガイモ
ナスの栽培をした畑、プランターで後作しない方が良いものには、ナスと同じナス科の植物、実物野菜が挙げられます。
具体的にはトマト、トウガラシ、ピーマン、シシトウ、パプリカなどが挙げられます。
意外に知られていませんが、ジャガイモもナスと同じナス科の作物なので後作には向きません。

4.後作に植えないほうが良い理由

ナス

同じ畑、プランターで同じ野菜ばかりを連作していると土壌の養分が偏ったり著しく不足してしまったりします。
この他、害虫や病原菌による被害が顕著になる傾向もあるため、時に注意が必要になっていきます。

連作によって実りが悪くなったり、あるいは味や質に問題が出てくることも考えられるため、
後作に適さない野菜は最初から避けるのが無難です。

ですのでナスの後作には、後作に良いトウモロコシ、エダマメ、カボチャなどの野菜を積極的に取り入れて植えていきましょう。

たったこれだけのことでも野菜の連作を未然に避けることができ、
それによって引き起こされるであろう様々なトラブルを回避していくことが可能になっていきます。

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