1.ミニカボチャの後作に植えたほうが良い野菜
ミニカボチャの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
野菜作りの際には、同じ科の作物の後作をさけ連作障害を未然に防ぐというのが常識ですが、ウリ科を除いた野菜であれば何でもいいというわけではありません。
中には別の科であっても後作の相性が悪い野菜が存在していますので気を付ける必要があります。
ミニカボチャの後作に良い野菜はいくつかありますので、
ミニカボチャの後作について順番にみていきましょう!
ミニカボチャの収穫時期は、だいたい7月~8月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるミニカボチャと相性の良い野菜を見ていきましょう。
ミニカボチャの次に後作した方が良い野菜には、
ネギ、タマネギ、ジャガイモ、トウモロコシなどの作物があります。
長ネギは、白ネギ、根深ネギとも呼ばれており、主にネギの白い部分を食べる野菜です。
葉ネギは、科目としてはユリ科に属し、青ネギ、万能ネギとも言われ、薬味として使うことが多い食材です。
タマネギは病気や害虫の被害が少なく、あまり手が掛からないため、とても育てやすい野菜です。
ジャガイモは、比較的短い栽培期間で収穫できる特徴があり、初心者でも育てやすい野菜です。
水やりもほぼ不要なため、手間もかからないことから家庭菜園で人気のある野菜です。
トウモロコシは多肥性であり土壌の過剰な養分を吸う習性があるため、畑の土壌を改善するために重宝します。
2.後作した方が良い理由
後作した方が良い理由は、野菜の病気や土壌障害を避ける目的があります。
特に相性がいいのがネギやタマネギであり、ネギ類については、夏野菜として収穫したあと秋撒きを行って苗を育ててから植え付ける方法が一般的です。
ネギ類は暑さ・寒さともに比較的強い性質を持っているので、冬の栽培にも適している野菜です。
ネギの根には、土壌病害を抑制する役割がある拮抗菌が共生しているため、コンパニオンプランツとして活用されます。
コンパニオンプランツの役割には、その他野菜の生育を促し病害虫から守る働きがあります。
カボチャをまた育てるときにも、こうした菌が活躍してくれますのでおすすめといえるでしょう。
ジャガイモも、カボチャの後作は問題はありません。
こちらは、ジャガイモの地下茎に特徴があります。
ジャガイモは地下茎にデンプンが多く蓄えられており、膨らんだ茎を食材とします。
一般的には春に植え付けて夏の終わりから秋にかけて収穫されるのですが温暖な地域においては二期作ができる野菜です。
冷涼な気候や硬く痩せた土地にも強い性質があるので、カボチャの後に栽培しても問題はない作物です。
ただ、病原菌に弱いため病気の対策はしっかり行いましょう。
カボチャの後には、トウモロコシなどの野菜も後作を行う場合があります。
ただ、トウモロコシの場合は肥料を良く吸収して成長するため収穫後には土壌の栄養分が不足しがちとなります。
ですので、そのあと再びカボチャなどを植える場合は肥料を多くして土壌づくりを行うなどの対策をとっておきます。
3.ミニカボチャの後作に植えないほうが良い野菜
4.後作しない方が良い理由
キュウリ、スイカ、メロンはすべてカボチャと同じくウリ科の仲間なのですが、下手に後作をしてしまうと連作被害が出てきてしまう可能性が考えられるため避けておくのが良いです。
連作とは、同じ場所に同じ野菜を続けて栽培することを指す言葉です。
連作をしてしまうと、主に土壌に関係する病原菌などの理由によって、次第に生育不良となっていく現象がみられこれを連作被害と呼びます。
野菜の種類によっては、栽培してもうまく育ちません。
栽培を行うには、病原菌をいかに発生させずになおかつ土壌の栄養分をしっかりと生育できる環境にしていくかが求められます。
そして、野菜の連作障害を防ぐにあたっては一つの野菜を同じ場所に栽培しないことは重要です。
野菜の作付け間隔に関しては決められていますので、野菜の栽培を休む期間は守るようにしておきましょう。
ミニカボチャなどのカボチャについては土壌病害にも強いという性質を持っているため比較的連作被害が出にくい野菜として知られており、丈夫です。
そのため、同じ種類のものを連作することについては問題はありません。
しかし、後作をする場合キュウリ、スイカ、メロンを栽培してしまうとうまく生育しませんので注意をします。
ミニカボチャの後作には、後作に良いネギ、タマネギ、ジャガイモ、トウモロコシなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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