1.パクチーの後作に植えたほうが良い野菜
パクチーの後作にどんな作物を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
パクチーは連作障害に強い作物なので、あまり連作、後作に神経質にならなくてもそこまで大きな影響はありません。
しかし、何年も同じ場所でパクチーを育てていれば風味や味が損なわれてしまう可能性も出てきます。
パクチーの後作に良い野菜はいくつかありますので、
パクチーの後作について順番にみていきましょう!
パクチーの収穫時期は、だいたい3月~11月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるパクチーと相性の良い野菜を見ていきましょう。
パクチーの次に後作した方が良い野菜には、
ネギ、ホウレンソウ、小松菜などの作物があります。
具体的にはセリ科以外の作物、特に家庭菜園初心者であればネギやホウレンソウ、小松菜などの葉物野菜です。
ネギは野菜作りに不慣れな人でも手間をかけることなく収穫が可能です。
ホウレンソウや小松菜は植え付けから収穫までの期間が短いので、土壌を有効活用していきたいという人にうってつけです。
長ネギは、血行促進、冷え性予防、食欲増進などに効果がある野菜と言われており、料理にも重宝してくれるため家庭菜園で栽培する方が多い野菜です。
葉ネギは、青ネギ、万能ネギともよばれ、カロテン、ビタミンC、ビタミンK、カルシウムなどの栄養があります。
ホウレンソウは、冷涼な季節に栽培されることが多い野菜で、冷え込むと軟らかくなり、味がよりよくなると言われています。
小松菜は畑やプランターで簡単に育てられるので、初心者が栽培するのにもオススメの野菜です。
2.後作した方が良い理由
こうした野菜を後作した方が良い理由は、連作障害を防ぐためです。
この他、栽培期間が短いもので手入れがしやすい野菜をチョイスしていくことが出来れば、同時に土壌を無駄なく活用して家庭菜園全体の収穫量をアップしていくことができます。
パクチーを収穫した後には、後作する作物に合わせて土壌を改良していくこと、必要に応じて薬剤を活用し土壌を消毒していくことも忘れてはいけません。
この作業を取り入れることで後作する野菜の質を高めることが出来ますし、味もより良くしていくことが出来ます。
パクチーを栽培する際にはこうした後作についても知識、土壌の作り方なども一緒にチェックしていくようにするといいでしょう。
3.パクチーの後作に植えないほうが良い野菜
それこそ家庭菜園初心者で野菜作りに不慣れな人でも抵抗なく始めることができますが、このパクチーを栽培する際にも他の野菜と同じように注意してかなければいけない点があります。
それが長年同じ土壌で同じ作物を栽培していることで引き起こされる連作障害です。
連作障害には具体的に、土壌の養分不足、病原菌の繁殖、害虫による被害などが挙げられます。
これらすべてが連作によって引き起こされていると断言できるわけではありませんが、野菜の種類によっては収穫すら難しくなっていくこともあるので気を付けておくに越したことはありません。
パクチーの次に後作しない方が良いものには、同じくセリ科のセロリ、パセリ、ニンジンなどの野菜があげられます。
どれも初心者向けの野菜として知られているものですが、パクチーの栽培後同じ場所に植えてしまうと連作障害と同じトラブルが起こることになります。
4.後作しない方が良い理由
後作しない方が良い理由は連作障害を防ぐためですが、それだけではなく野菜の収穫量を増やすためにもこうした工夫は必要です。
土壌の質が悪くなったり、病原菌や害虫の影響が強くなったりすれば、その分家庭菜園で収穫できる野菜も少なくなっていきます。
より土壌の状態をベストに近づけていくためにも、パクチーを栽培する際にはその後作についてもしっかり押さえておくようにしましょう。
パクチーの後作には、後作に良いネギ、ホウレンソウ、小松菜などを積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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