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12月に植えられる人気野菜
12月は寒さが本格化し、野菜の栽培には厳しい季節です。しかし、いくつかの野菜は寒さに強く、12月でも育てることができます。
この季節には定番野菜を植えることができ、かいわれ大根、小カブ、チンゲンサイ、キャベツ、サニーレタス、タマネギなどの野菜が人気です。
インターネットなどでは野菜苗も販売されていますので、初心者の方は苗から育てるものおすすめです。
12月に植えられる家庭菜園で人気の野菜をまとめてみました!
12月に植えられる野菜はタマネギ・小カブ・チンゲンサイ・キャベツ・サニーレタス・ソラマメ・かいわれ大根など色々ありますので、ぜひ、家庭菜園で育てて楽しんでみてください。
12月に植える野菜①タマネギ
タマネギは、12月に植えることができます。
12月に植えることができるタマネギの品種として『ホームたまねぎ』などがあります。
ホームたまねぎ
約3ヶ月程で収穫出来ます。
サラダ、炒めもの、煮物など様々な料理に使えます。
植え付け間隔は、地植えの場合は15cm、プランターや鉢植えの場合は10cmです。最初は、土の上に種球を置くだけで構いません。
2~3週間が経過したら、種球の半分が土に隠れる程度に土を寄せます。これによって、苗の根がしっかりと張ります。
葉が3~4cm伸びてきたら、株元に化成肥料を1球あたり5g程度まきます。
この時、種球がちょうど隠れる程度に土寄せを行って栽培します。
12月に植える野菜②小カブ
小カブは、暖地や温暖地ではトンネルで、12月に種を植えることができます。
12月に種まきできる小カブの品種として『みふね』などがあります。
みふね
病気に強く、玉ぞろいのよい品種です。
白肌で肉質もやわらかく、食味も良いのが特徴です。
盛夏期を除いて、幅広くつくれます。
発芽適温は20~25℃で、発育適温は20℃前後です。
発芽日数は、2~5日です。
1m幅のベッドに、条間15㎝にすじまきし、本葉2~3枚で株間15㎝になるように間引いて栽培します。
ミニサイズで収穫したい場合は、株間7㎝にします。
12月に植える野菜③チンゲンサイ
チンゲンサイは、中華料理にも、日本料理にも使える野菜です。
12月から種まきできるチンゲンサイの品種として『暑さに強いチンゲンサイ』などがあります。
温暖地や暖地ではトンネル栽培できます。
暑さに強いチンゲンサイ
葉は肉厚で、枚数が多く、大型でボリュームがあります。
暑さに強く、育てやすい品種です。
1m幅のうねに条間15㎝、深さ1㎝ほどに作った溝に、種を1㎝間隔ですじまきします。
種まき後は、土をかけて軽く押さえます。
発芽後、本葉3~4枚で込み合っているところを間引いて15㎝になるようにして栽培します。
12月に植える野菜④キャベツ
キャベツは、暖地では12月に種を植えることができる野菜です。
12月に種まきできるキャベツの品種としては『味星』など色々あります。
味星
春・夏・秋まきができ、周年利用できる便利な品種です。
生育旺盛で作りやすく、ボリュームのある大玉キャベツが収穫できます。
発芽適温は15~30℃で、発育適温は15~25℃です。
水はけを良くするために、高畝にして株元に水がたまらないようにします。
畑に、1㎡あたり、堆肥3㎏、苦土石灰100g、化成肥料70gを施します。
ポットに種を3~5粒まき、発芽後1本に間引きます。
本葉5~6枚で定植して栽培します。
12月に植える野菜⑤サニーレタス
サニーレタスは、暖地では12月から種まきできる野菜です。
トンネル栽培ができます。
12月に種まきできるサニーレタスの品種としては『レッドファイヤー』など色々あります。
サニーレタス
病気や寒さにも比較的強く、生育旺盛で作りやすい品種です。
やわらかい葉質で、発色も安定しています。
発芽適温は、20度前後で、生育適温は15~20℃です。
種まきは、ポットに種をまき、本葉5~6枚になったら畑に植えるか、畑に直接まきます。
種が小さいので、薄く土をかけて育てます。
12月に植える野菜⑥ソラマメ
ソラマメは、暖地では12月に種を植えることができます。
12月に種まきできるソラマメの品種として『一寸そらまめ』などがあります。
一寸そらまめ
一寸そらまめは、12月に種を植えることができるソラマメです。
粒の長さが3cmくらいの大きさになる大粒ソラマメです。
発芽適温は20℃前後で、発育適温は15~20℃です。
発芽日数は、7~10日です。
うね間1.2~1.5m、株間50㎝に種を点まきします。このとき、オハグロを斜め下にしてまきます。
ポットでの育苗は本葉2枚で植え付けます。
寒冷地では春の早まきができます。
12月に植える野菜⑦かいわれ大根
かいわれ大根は、12月に種を植えることができます。
かいわれ大根
一晩水につけておいた、かいわれ大根の種を栽培容器に重ならないようにまんべんなくまき、スポンジが湿るまで水を入れます。種が湿るぐらいに水を入れましょう。
かいわれ大根の栽培容器を暗い場所に置きます。段ボール箱やアルミホイルをかぶせて遮断しても良いです。4日間は完全に遮光します。
かいわれ大根の種は良く水を吸うので、1日に1~2回水やりをします。古い水は毎回捨てて、新しい水に取り換えながら育てていきます。
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