6月に植える野菜一覧(種・苗)

6月に植える野菜一覧(種・苗)

6月に植えられる人気野菜

6月は、梅雨の時期ですが、本格的な家庭菜園シーズンでもあります。
夏野菜を植える時期でもあり、夏野菜のトマト、エダマメ、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤなどの野菜が人気です。

6月は野菜苗も販売されていますので、初心者の方は苗から育てるものおすすめです。

6月に植えられる家庭菜園で人気の野菜をまとめてみました!

6月に植えられる野菜は、トマト・ミニトマト・カボチャ・サツマイモ・シソ・インゲン・ササゲ・モロヘイヤ・ミツバ・バジル・オクラ・セロリ・ゴーヤ・ツルムラサキ・トウガラシ・ゴボウ・エダマメなど色々ありますので、ぜひ、家庭菜園で育てて楽しんでみてください。

6月に植える野菜①トマト

トマト

トマトは、6月に苗を植えることができる野菜です。
6月に植え付けできるトマトの品種としては『麗夏』など色々あります。

麗夏

農林水産大臣賞に輝く、生育力が強く、病気にも強いトマトです。

発芽適温は20~30℃で、発育適温は20~30℃です。
発芽までの日数は4~6日です。

低温期になる場合は、加温や保温をして、温度を確保します。
種まきは、ポットに種を2~3粒まいて、本葉が1~2枚のころまでに1本に間引きます。
定植は最初の花が咲いた頃を目安に、株間50cm、プランターの場合は35cmで植え付けて育てます。

6月に植える野菜②ミニトマト

ミニトマトの育て方・栽培方法

ミニトマトは6月に植える野菜です。
ミニトマトは、赤や黄色、紫、緑など色々な色の品種があります。
6月に植え付けできるミニトマトの品種としては『CFプチぷよイエロー』など色々あります。

CFプチぷよイエロー

CFプチぷよイエローは果実は黄色で、強い光沢があり、見栄えがよいミニトマトです。

糖度が高く、酸味は少なく、とてもおいしく食べやすい品種です。

発芽までの日数は4~5日です。
発芽適温は、25℃~30℃で、生育適温は日中20~25℃、夜間10~15℃です。

タネまき用培土にタネをまき、本葉2枚になったら、ポリポットに植えて苗を育てます。
本葉7枚になったら苗を植え付けます。

6月に植える野菜③カボチャ

カボチャ

カボチャは、6月に寒冷地では種まき、中間地では植え付けをすることができます。
6月に種まきや植え付けができるカボチャの品種としては『えびす』など色々あります。

えびす

ロングセラーの人気のカボチャで、着果と肥大性にすぐれる多収種です。

発育適温は、25~30℃で、生育適温は17~20℃です。
発芽日数は、4~7日です。

種まきは、9cmポットに3粒まきし、子葉が完全に展開したころに1本立ちにします。
本葉3枚程度の若苗を定植して育てます。

6月に植える野菜④サツマイモ

サツマイモの育て方

サツマイモは全国的に作られている人気の根野菜です。
6月から種まきできるサツマイモの品種としては『紅はるか』など色々あります。

紅はるか

紅はるかは糖度が高く、加熱するとしっとりとした食感になるのが特徴です。
甘くてジューシーな品種で、栽培が比較的容易なため、初心者にもおすすめです。

6月に植える野菜⑤シソ

シソ

シソは、6月に種を植えることができる野菜です。
6月に種まきできるシソの品種としては『大葉青しそ』など色々あります。

大葉青しそ

生育旺盛で作りやすいシソです。
栄養豊富で、芽ジソ、葉ジソ、穂ジソとして幅広い用途で使えます。

葉ジソ・穂ジソは、1m幅のペッドに条間30cmでスジまきまたはバラまきをします。
その後、土をかけず板でたたくか、足で踏みかためてから水をかけます。
間引いて本葉4枚で、株間30cmに2~3本立ちにして栽培します。

6月に植える野菜⑥インゲン

インゲン

インゲンは、6月に種を植えることができる野菜です。
6月に種まきできるインゲンの品種としては『グリーンマイルド』など色々あります。

グリーンマイルド

作りやすいつるなしインゲンです。
鮮やかな緑色で、極めてやわらかな品種で、一度にたくさん収穫できます。

菜園に直接まき、2㎝くらい土をかけます。
畑には、1㎡あたり、堆肥2㎏、苦土石灰120グラム、化成肥料40gを施します。
本葉3~4枚の頃までに間引いて1か所に1本にして栽培します。

6月に植える野菜⑦ササゲ

ササゲの育て方

ササゲは、6月に種を植えることができる野菜です。
6月に種まきできるササゲの品種としては『けごんの滝』など色々あります。

けごんの滝

けごんの滝は、莢長が40~60cmくらいになる、病気に強くて作りやすい長いササゲです。おひたし、油炒め、天ぷらなどに向いています。

発芽までの日数は、5~8日です。
発芽適温は25℃前後で、発育適温は20℃前後です。

種まきは、うね間1m、株間30~40㎝で、1か所に3~5粒ずつ、深さ3㎝ぐらいに点まきをしてから、土をかけて軽く押さえます。
本葉2~3枚までに間引いて、2本立ちにして栽培します。

6月に植える野菜⑧モロヘイヤ

モロヘイヤ

モロヘイヤは、6月に種や苗を植えることができる野菜です。
6月に種まきできるモロヘイヤの品種としてはサカタのタネの『モロヘイヤ』など色々あります。
ビタミン・カリウム・カルシウムなどを豊富に含んでいます。

モロヘイヤ

手軽に作れるスタミナ夏野菜です。
栄養価抜群で、先端から3~4枚葉を付けて摘むと次々と収穫できます。

発芽までの日数は、3~5日です。
発芽適温は、25℃~30℃で、生育適温は25℃~30℃です。

種まきは、温が十分に上がってから行います。1m幅のうねに条間50㎝、株間25㎝で1か所3~4粒ずつ、深さ5㎜に点まきをして、土をかけたら手で軽く押さえます。
発芽後、本葉3~4枚の時に間引いて、1本立ちにして栽培します。

6月に植える野菜⑨ミツバ

三つ葉の育て方・栽培方法

ミツバは6月に植える野菜です。
家庭菜園初心者の方にもおすすめです。
6月に種まきできるミツバの品種としてはトーホクのたねの『ミツバ』など色々あります。

ミツバ

ミツバは、香りが強く風味がとても良い野菜です。
薬味だけでなく、おひたしや天ぷらなど、多方面に利用できる野菜です。

発芽適温は、20~25℃で、生育適温は15~25℃です。

土を十分に湿らせてから、幅60~90㎝に薄く筋蒔きをして、軽く土をかけて育てます。
できれば、ワラやもみ殻をかけて、プランターであれば新聞紙をかけて、乾燥や強い雨を防いで育てます。
10日ほどで発芽します。

6月に植える野菜⑩バジル

バジルの育て方・栽培方法

バジルは、6月から種まきをして育てることができるハーブです。
6月に種まきできるバジルの品種としてはサカタのタネの『バジル』など色々あります。

バジル

バジルは、イタリア料理には欠かせないハーブです。
香りや色がよいので、ピザ、パスタ、トマト料理などにピッタリです。

発芽までの日数は、5~10日です。
発芽適温は、20℃~25℃で、生育適温は20℃~25℃です。

1㎡当たり苦土石灰100g、完熟堆肥2㎏と有機配合肥料80gを施し、20~30cm間隔で2~3粒ずつ点まきをします。
バジルは光があるとよく発芽するため、土は薄くかけます。
ジフィーセブンやポットで苗を育て、本葉4枚~5枚頃に植え付けます。

6月に植える野菜⑪オクラ

オクラの育て方・栽培方法

オクラは、6月から種まきをして育てることができる野菜です。
6月に育苗や種まきできるオクラの品種としては『ピークファイブ』など色々あります。

ピークファイブ

葉が小さく密植できて倒伏しにくく作りやすい五角形のオクラです。
生育旺盛で莢は濃緑色でイボの発生が少なく、肉厚のすぐれた品種です。

発芽までの日数は、3~5日です。
発芽適温は、25℃~30℃で、生育適温は20℃~30℃です。

種まきは、地温が十分に上がってから行います。
うね間1m、株間20㎝で、1か所に4~5粒ずつ直まきします。
本葉1~2枚で1か所2~3本立ちにします。
プランターでは、1~2本立ちにして栽培します。

6月に植える野菜⑫セロリ

セロリ

セロリは、一般地、暖地では6月頃でも種まきができます。
6月に種まきできるセロリの品種としては『セルリー』など色々あります。

セルリー

セロリは茎や葉に含まれる食物繊維やビタミン類が豊富で、ダイエットや健康に良い野菜です。

蒔き床を湿らせて種をまき、軽く土をかけます。
発芽後は、本葉2~3真央で一度植え替えを行い、5~6枚で株間30cmぐらいに植え付けます。
肥料は、化成肥料を与えて育てます。

6月に植える野菜⑬ゴーヤ

ゴーヤ

ゴーヤは、6月に種を植えることができる野菜です。
沖縄では3月頃から植えることができます。

あばしゴーヤ

あばしゴーヤは、一般的なゴーヤと比べると肉厚でジューシーな品種です。
苦みが少なく、みずみずしく、風味も豊かです。

一昼夜水に浸した種をポリ鉢に植えて苗を作ります。
本葉2~3枚になったこと、畑に2~3mの間隔で植付け栽培します。
果長は20~25cmほどに育ちます。

6月に植える野菜⑭ツルムラサキ

ツルムラサキ

ツルムラサキは、6月に種を植えることができる野菜です。
6月に栽培できるツルムラサキの品種としてはタキイ種苗の『つるむらさき』などがあります。

つるむらさき

つるむらさきは独特のぬめりがおいしい、夏の青菜です。

発芽までの日数は、7~10日です。
発芽適温は、25℃~30℃で、生育適温は20℃~30℃です。

タネはかたく、発芽しにくいので、まく前に一昼夜水に浸します。
条間80㎝、株間50㎝で1か所3~4ずつまきます。
本葉4~5までに1か所1~2本に間引きします。
ツルが伸びてきたら、支柱を立てて、誘引を行って育てます。

6月に植える野菜⑮トウガラシ

唐辛子(トウガラシ・赤唐辛子・青唐辛子)の育て方・栽培方法

トウガラシは、中間地・暖地では6月に種を植えることができる野菜です。
6月に種まきできるトウガラシの品種としては『キムチトウガラシ』など色々あります。

キムチトウガラシ

キムチの本場韓国系のトウガラシで、辛味と甘みが調和した味わい深い品種です。
青果は生食、赤くなったものを粉状にしてキムチに利用します。

土を湿らせたポットに、2~3粒まいて、新聞紙などで覆います。
発芽までは、水をかけません。
発芽したら、新聞紙をとり、水をあげ、光にあてます。
苗が育ち、本葉6~7枚の頃に、うね幅70㎝、株間50㎝に定植して育てます。

6月に植える野菜⑯ゴボウ

ゴボウ

ゴボウは6月に植えることができる野菜です。
6月に栽培できるゴボウの品種としては『うまいごぼう』など色々あります。

うまいごぼう

発芽適温は20~25℃で、発育適温は20~25℃です。
100日で長さが40cmぐらいになり、早太りで短く掘りやすいごぼうです。
耕土の浅井畑でも作れます。

他種には1㎡あたり、堆肥2㎏、苦土石灰100~150g、化成肥料100gを施し、深く耕しておきます。
さらに、水はけと収穫がしやすいように高うねにします。
畑をよく湿らせて、幅70cm、株間10cmぐらいにまき、薄く土をかけます。
発芽したら、順次間引いて、本葉3枚の頃に1本にし、50gの化成肥料を追肥します。

6月に植える野菜⑰エダマメ

エダマメ

エダマメは、6月に種を植えることができます。
6月に種まきできるエダマメの品種としては『鶴の子大豆』など色々あります。

鶴の子大豆

中晩生で大粒の秋ダイズで、100~110日で収穫できます。
青いうちはエダマメ、熟してはダイズとして利用できます。

発芽までの日数は、5~7日です。
発芽適温は、25℃~30℃で、生育適温は20℃~25℃です。

早まきをすると、過繁茂になり、付莢が悪くなるので、気を付けましょう。
種まきは、うね間1m、株間25~35㎝でまいていきます。

6月に植える野菜⑱ハクサイ

白菜(ハクサイ)の育て方・栽培方法

ハクサイは6月に植える野菜です。
6月に栽培できるハクサイの品種としては『タイニーシュシュ』など色々あります。

タイニーシュシュ

耐厚、耐雨性に非常にすぐれ、遅まき早どりもできる万能ハクサイです。
肉質も柔らかくてとてもおいしいです。

発芽適温は20~25℃で、発育適温は20℃前後です。
発芽日数は3~5日です。

セルトレーなどに種をまいて、本葉が3~4枚に成長したら、またはポットに種をまいて、本葉が5~6枚に成長したら、うね間を60㎝、株間を25㎝にして植え付けます。

6月に植える野菜⑲チンゲンサイ

チンゲンサイ

チンゲンサイは、中華料理にも、日本料理にも使える野菜です。
6月から種まきできるチンゲンサイの品種として『暑さに強いチンゲンサイ』などがあります。

暑さに強いチンゲンサイ

葉は肉厚で、枚数が多く、大型でボリュームがあります。
暑さに強く、育てやすい品種です。

1m幅のうねに条間15㎝、深さ1㎝ほどに作った溝に、種を1㎝間隔ですじまきします。
種まき後は、土をかけて軽く押さえます。
発芽後、本葉3~4枚で込み合っているところを間引いて15㎝になるようにして栽培します。

「6月に植える野菜一覧(種・苗)」を読んだあなたにおすすめの記事:



6月に植える野菜一覧(種・苗)